インターネット決済が盛り上がっている今日。ウォレットレスってスマートで便利で、今の気分に合うため肯定派なのですが。
「100億円あげちゃう」はじめ各社のバラマキが終わったいま、果たしてユーザーは継続して使い続けているのか、と疑問に思い…。
今回はQRコード決済を継続利用しないユーザーが多いかも?という仮説のもと、どうしたら新規ユーザーが定着するかを考えてみました。
日本が早くキャッシュレス大国になりますように〜!
国内ではOrigami Pay、PayPay、楽天Pay、LINE Payが主なプレイヤーです。
【メリット】
・ポイント高還元
・お財布を持たなくていい
・一瞬で決済が終わるので急いでる時は楽
・銀行やクレカを連携しておくとアプリ上でチャージができて便利
【デメリット】
・電池が切れたり、スマホが壊れたら支払いができない
・セキュリティへの信頼
・使いすぎてしまうかもという不安
利便性の高いサービスなのにも関わらず、あまり普及していかない理由は、各事業者のアポローチ方にあるのではないでしょうか。
闇雲に使えるお店を増やしてお金をばらまくよりも、インターネット決済はオンラインで代表的な決済シーンを持つべきだと思います。
オンライン上でユーザーを定着→オフラインへ移行
この流れの方が、習慣化しそうだなと。
①アイコン的サービスを作り、習慣のひとつに取って代わる
オンラインの方が各ペイメントブランドと結びつく「イメージ」を演出しやすいのではないでしょうか。
Origami…オシャレ、インスタで発信
PayPay…携帯の支払いに使う
LINE Pay…公共料金、インフラ系 など
まずはこういったイメージを定着させて、ユーザーの習慣に入り込みます。
②オンラインの体験を、オフラインのマーケットプレイスへ転換
ユーザーの中で「オンラインウォレットは便利。リアルでもお財布を持つのが面倒。」というニーズが高まったら、定着したイメージを引き継ぎつつ、決済基盤をリアル店舗に展開させます。
このタイミングであれば、違和感なく実店舗でも受け入れられるかなと思いました。
とはいえQRコード決済は、中国および周辺国やアフリカなど、金融インフラが安定的に供給されていない国でしか受け入れられていないのが現状。
金融インフラが整っている国、日本でそもそもQRコード決済が流行るのか?
は、神のみぞ知る…。個人的には新たなインフラとなってほしいものですが、日本のサービス提供会社が実施する高還元も長くは続かないでしょうし、今後の各社が打ち出す方向性が気になります。