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【昨日ALISを売った奴はバカ】ALISの価格がこれから高騰する理由

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  • 節穴
  • 2018/05/01 11:07
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こんにちは節穴です。

ぼくが決してALISを手放さない理由を説明していきます。かなりの力作なので、ぜひ読んでほしいです。




ALISをすぐに現金化する奴ら

実は僕、ALISを9月のICOの時から自費でALISトークンを購入していた古参組です。

なのでALISやSTEEMITについてはかなり考える時期がありました。

なんとなくツイッターでALISがバズってると聞いて急いで始めた奴らとはALISへの思い入れが違うわけです。

で、そういうALISに思い入れのない連中って、4月30日のはじめての報酬付与でALISをすぐに現金化してしまったらしいですね。

これがどれだけ愚かなことか説明していきます。

今暴利を得られているのは、先行者利益を得られているからなのです。




そもそもALISの報酬はどこから来ている?

根本的な問題なのですが、みなさんが付与されたALISってどこから来ているか分かりますか?

まぁ、さすがにこれくらいは把握していると思いますが、ALISの報酬は、ALISのインフレ分から分配されているのです。

BTCがマイナーにインフレ分を分配するように、ALISでもALISそのものがインフレして法定通貨が造幣するように、ALISも定期的に新しいALISが一定量作られてそれが記事投稿者に分配されるという仕組みです。



で、それがなんなの?

この仕組み、めちゃくちゃ重要です。

なぜ重要かというと、ぼくらみたいな古参ALISERはたいていSTEEMITも経験しているのでSTEEMIT型のサービスの本質を熟知しているからです。

どういうことか説明しましょう。

重要なのは、記事投稿者に分配されるALISの総量は

一定である

ということなのです。

意味分かりますか?つまり、一日に100記事の投稿があれば、一定量のインフレ分はその100記事にVOTEに応じて分配されます。

一方で、これからALISにユーザーが増えて一日に1000記事、10000記事投稿されるようになっていくとしましょう。

それでも記事に分配されるインフレALISの総量のプールは一定のままだということです。

要するに、一日に100記事しか投稿がない時代に分配量の10%を配当されるためには、100記事の中の上位10%に入ればよいだけです。簡単ですよね。

けど、一日に投稿される記事が1000記事とか10000記事とかになった時に、インフレ分の10%を獲得することなんて現実的に可能だと思いますか?



死ぬほど先行者利益が働くプラットフォーム、それがALIS

先行者利益という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

ある業界やプラットフォームに導入期から参入していた企業やユーザーはそれだけ有利な競争をすることができるという経験則です。

まぁみなさんの実感でも、今から電力会社を起業しても無謀だとか、今からYouTubeデビューしてヒカキンに勝つのは難しいとか分かると思います。

当然そういった先行者利益ってのは普遍的なので、ALISにも働きます。

しかしALISに働く先行者利益がYouTubeやツイッターと違うのは、それが単なる先行者利益ではなく、死ぬほど強力なチートレベルの先行者利益であるということなのです。



YouTubeとの比較

例えば広告でマネタイズしているYouTubeと比較してみましょう。

YouTubeで初期の方からYouTuberをやっている場合、得られる報酬というのは「日本円」です。

しかも、その日本円というのは広告料に応じた日本円なのです。

ここが重要です。

時間を進めてみましょう。

YouTubeはどんどん人気になってユーチューバーと共に視聴者も増えてきました。

すると、それと比例して広告料も上がっていくわけですね。

要は、裏を返すと黎明期にユーチューバーをやっていたとしてもその時代のYouTubeというのは、そもそも視聴者が少ないから全体の広告料自体も少ないわけです。

一方であとから参入したとしても、視聴者が多く広告料も多い状態で参入できるのでそこまでのハンディはありません。

一方でALISは違います。

ユーザーの少ない現在から、これから増えていくであろう未来まで、ずっと支払われる報酬は一定なのです。

書き手に分配されるALISの総量は一定で、その分配率を決める読み手が増えるというだけで、分配されるALISの総量は変わらない。

要は広告型のメディアの場合は、視聴者が増えれば増えるだけクリエイターに支払われる広告料の総量も増えていくのですが、STEEMIT型のメディアはそうではないわけです。



例えるならば、

YouTubeというのは初期は小さなケーキを少人数で分けよう、人が増えてきたら大きなケーキを大人数で分けようというシステムなわけです。

一方でALISというのは、初期のころも人が増えてからも常に同じサイズのケーキを分け合うのです。

人が少ない初期のころは100人で分けていたケーキを、今後は何千人、何万人で分けるということになっていくわけです。



まとめ

これは、本家ALISのSTEEMITでも指摘されていることなのですが、STEEMIT型のメディアというのは半分ポンジスキーム(ねずみ講)なわけです。

めちゃくちゃ強力に先行者利益が働くのが特徴なわけなんですよ。

誰かが、

こんな簡単に報酬もらえるなら金出してALIS買う奴なんていない

みたいなことをつぶやいていたのですが、それは誤解です。

簡単に報酬を貰えるのは今だからなんですよ。

これからはもっと報酬を貰うのが難しくなっていきます。だって人が増えれば増えるだけ競争率が上がっていくんですから。

テキトーに書いた記事にたくさんのVOTEがつくのは今だけのボーナスタイムだからです。これからは購入しないとまともにALISを稼げないほど、一人当たりの報酬の分配率は下がっていくはずです。





(追記)

この記事をdaichiさんに批判されたので、その反論を別の記事にまとめました。


僕自身、ここまでバズるとは思っていなかったので誤解を保留したままオリャーって書きあげてしまったところはあるかもしれませんが、後半の批判についてはあたらないところがあるかなと思ってます。


なにはともあれ、間違いの指摘ありがとうございました。




以上節穴でした。

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普段はICOトークンを図解にして解説しているのでよければ読んでください

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公開日:2018/05/01
獲得ALIS:93.59
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  • 節穴
  • @jhouhou-kouri
「投資から開発への拡大」をテーマにブロックチェーン技術論を解説します。できるだけ多くの人をDAPPS開発の世界へ。ツイッターで石井CTOと水澤CMOにフォローされてます。

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