BAD👎
ウナギと桃
古くから悪い食べ合わせとして有名な「ウナギと梅干し」ですが、実は問題ありません。
では、ウナギと本当に相性がよくない食べ物は、なんなのでしょうか?
それは、夏に旬を迎えるモモが、ウナギとの相性が最悪な食べ物といわれているのです!
理由は、モモに含まれる有機酸が脂肪の吸収を阻害。
そのため、たっぷり脂の乗ったウナギを食べたあと、冷たいモモをデザートに……という食べ合わせが、消化不良を引き起こしてしまうから。
胃腸に多大な負担を与えると考えられます。
せっかく、スタミナをつけようと思ってウナギを食べても、モモとセットにしてしまうと逆効果になりかねないというので要注意です。
しかし、モモそのものは非常に優れたフルーツ。
整腸作用によって便秘の解消を促すペクチンや、ポリフェノールの一種であるカテキンも含有。カテキンにはがん予防や老化防止効果も期待できます。
モモのポリフェノールは皮に多く含まれています。ですから、モモを食べるときには表面の産毛だけを流水で洗い落とし、皮ごとガプリと食べるのが理想的です。
GOOD👍
肉とローズマリー
屋外でのBBQの醍醐味といえば、モクモクと煙を出して調理するグリル肉。
でも、こげ目のついた肉を食べると、煮込み料理などでは発生しない発がん物質の発生リスクが増大することは、がん学会などの研究結果としても報告されています。
また最近、肉の調理法が前立腺がんの発症にかかわっている可能性があると報告され、話題になっています。
それは、豚肉や牛肉など赤身肉を週に1・5回以上フライパンなどでこんがり焼いて食べる人は、進行性前立腺がんのリスクが30%も上昇していたといった
内容です。
そんなときにはローズマリーをグリル肉と一緒に焼くことをおすすめします。
ローズマリーに含まれる成分には、強い抗酸化作用があり、それが発がん物質の形成を抑えてくれる働きがあるからです。
ローズマリーは、地中海沿岸地方原産のシソ科の植物。非常に強い抗酸化作用を持つ以外にも、脱毛、血行障害、消化不良への効能を持ち「若返りハーブ」とも呼ばれています。