今は欧米化の影響も有って椅子型生活の方が床型生活よりも多いのかな〜
正確なデータは分からないけど、、。
最近は、子供でも正座や胡座が組めない子がいます。
此れは非常に残念なことです。
座るとは、腹を据える事です!
うん、、
達磨になるんです!!
うーん、、。
そうですよね。
椅子生活で背もたれに身を任せ座らされている方々には理解し難いかと思います。
ましてや今は、骨盤まで調整して、マッサージまでしてくれるみたいですし、、。
では、順をおって説明して行きますねー
先ず、座ることで、基底面が広がります。
基底面が広がるという事は、必然的に安定度が増します。
普段当たり前の様に2本足で立っていますが、実は、バランスを取るために色々な器官が働いているのです。
それらがお休み出来る事で、無駄な力が抜け、本来あるべき位置に重心が落ちてきます。
此れが先程お話ししました腹を据えるという事ですね!
だから、、と思われたあなた!!
ちょっと待って下さいねー
もう少し読み続けて下さい。
達磨のイメージからバランサーの機能向上は想像が付くかと思いますが、、
他にも力が抜けることのメリットは計り知れません。
力が入っているという事は、出力の反対側のセンサーの能力を下げると共に動きの可能性を失っているのです。
少し難しかったですねー
もう少し詳しく説明すると、抹消神経には感覚神経と運動神経が有ります。
感覚神経がセンサーで、運動神経が出力を担当しています。
力が入っている状態というのは、運動神経から信号が出ている状態で、感覚神経の比重が少なくなっている状態なのです。
ですので、力が抜ける事で、センサーの働きが良くなり、新たな運動神経が形成され動きの可能性が生まれるのです!
よく老人の方向けに転倒予防教室等で筋トレを教えているのを見かけますが、完全な介助生活の方は良いのかもしれませんが、多くの方の場合、センサーの機能が体が固くなる事で衰え、小さな段差等に躓き怪我されているのではないでしょうか。
坐禅を組まれる方が長生きなのもメンタル面もあると思いますが、身体感覚の部分も大きのではないかと推測しています。
自律神経への影響も非常に大きなものが有りますので、ご要望が有りましたら書こうと思います。
合掌