胸焼けとは、おなかから胸の奥にかけて、焼けるような不快感があり、げっぷやすっぱい水分が出る症状です。
強酸性の胃液が食道を逆流するために起こります。一方、食後にいつまでも胃が重苦しく感じられるのが胃もたれです。
消化液が不十分なために起こります。
胸焼けや胃もたれの原因の多くは過食です。胃を休ませるためには、「プチ断食」がおすすめです。
チ断食をすると、老廃物や余剰物の排出機能も高まります。
また、アルカリ性の食物をとり、胃を温めて働きをよくしましょう。
ただし、胸焼けや胃もたれが長く続く場合は、病気が隠れている可能性もあります。例えば胸焼けの場合は、胃・十二指腸潰瘍や急性胃炎、胆のう炎が、胃もたれの場合は胃アトニーなどが考えられます。医師の診察を受けましょう。
おすすめの野菜
野菜や海藻類など、アルカリ性食品をとる。
胃を温めて働きをよくするものがおすすめ。
海草類・ジャガイモ・キンカン・キウイ・ダイコン・カブ
海藻類
アルカリ性食品の代表ともいえる。
食物繊維が多く、老廃物の排泄や解毒力が強い。
●コンブの焼き物
胃腸の炎症を抑え、粘膜の保護や再生を促進する。殺菌作用もあり、潰瘍にもよい。
焦がさないように焼く
コンブ1枚を網で、焦がさないように焼く。それを1日3回食べる。
●ジャガイモ搾り汁
ジャガイモを洗い、芽をとって皮を
むく。ジャガイモをすり下ろし、ガ
ーゼでしぼって汁を集める。
1日2回、大さじ1~2ずつ空腹時に飲む。
☆海藻類には、ヨウ素(ヨード)というミネラルが豊富です。
血行を促し、血圧を下げて血管や細胞の老化を予防します。
独特のぬめり成分は、食物概維のアルギン酸とフコイダン。
排出力と解毒力に優れ、余分なコレステロールやナトリウム、糖を出すのに役立ちます。
また、ビタミンA・B群、カルシウム、鉄は野菜よりも豊富です。
東洋医学では、血流や水分代謝をよくする、しこりを軟らかくする作用があるとしています。
陽性体質にはワカメやノリ、陰性体質にはヒジキやコンプがおすすめ。
自粛自粛でストレスが、過食に向かっている方は、是非試してみて下さい^ ^!