作物づくりは健康な土づくりから
有機野菜とは、種まきまたは植付け前2年以上の間、化学肥料や農薬などを使わず、堆肥で土づくりを行った畑で生産され、国が認めた登録認定機関によって有機JAS認定を取得した作物のこと。
堆肥とは、鶏糞、落ち葉など自然界に存在するものを原料として作られた肥料。
無農薬野菜とは、栽培期間中、農薬を使わずに栽培された作物のこと。
ただしこれは、作った年度に関してのこと。
前年度の農薬や化学肥料が土に残っていてもOKとなってしまう。
また、減農薬野菜とは、栽培される地域の従来の農薬を5割以上減らして栽培された野菜。
しかし、もし前年度に農薬を大量に使っていれば、その5割以下といってもかなりの量になってしまう。
農作物の味と栄養価は、土環境によって決まるというが、有機野菜の特徴としては、ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれ、味も濃い。
そして何より安全であることがうれしい。
また、例えば大豆などの農作物を有機野菜として育てた場合、空気中にある二酸化酸素を大量に吸い取ってくれ減少させてくれるから、「エコ」という面でも役立ってくれる。