シャキシャキ感はキャベツの命
トンカツなど、肉料理の付け合わせといえばキャベツの千切り。
ところが千切りにしたキャベツは、切り口から水分がどんどん飛んでしまい、切り口が乾いて茶色っぽくなり、傷んでしなしなになってしまう。
そこでキャベツの千切りは、切ったらすぐに水にさらす。
こうするとキャベツが水分を吸って膨らみ、よりシャキシャキする。
1個丸ごと千切りにするならともかく、そうでなければ葉を外側から1枚1枚、はがして使うようにする。
4、5枚重ねてふっくらと丸め、軽く押さえるようにして千切りにする。
キャベツにはビタミンCが豊富に含まれており、その葉3枚ほどで、1日分のビタミンCがれるこいわれる。
特に芯の部分は多く含まれるので切り取
らず、葉の部分と同じ厚みになるよう、盛り上がった部分を削り取る。
削り取った芯の部分も薄くスライスするなどして捨てずに利用したい。ただしビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいという性質があるので、水にさらす時間は短めに、5、6分程度とどめること。