お昼過ぎに船はやってきました。
季節は3月下旬、別れの季節です。
私たちが乗る船に島を離れる先生がいるようで、
港には多くの小学生と花束を持った先生の姿が。
校歌が歌われいよいよ出港の時。
皆で手を振り、堤防の先まで子供たちが走って追いかけてくる光景は
まるで映画のワンシーンのようで感動的です。
離島らしい光景を最後に見ることが出来ました。
2泊3日の波照間島滞在でしたが、結局太陽は一度も姿を見せてはくれず、
太陽に照らされた眩しい海や満天の星空を見ることは出来ませんでした。
「絶対にまた来ないと」と思いながら見つめる先には離れてゆく島影。
「日本最南端まで来ている」という実感はあまりありませんが、
グーグルマップで自分の現在地を確認して
「凄いところまで来ているな」と気付かされます。
船は行き同様にエンジンの轟音を響かせ、スピードを上げます。
心地よい揺れとは言えませんが、メンバーはみな寝ています。
旅行先ではよく「帰りたくない」と思うものですが、
実際に帰れなくなると困ってしまうものです。
波照間島の思い出が「島に閉じ込められたこと」というのも、
今となっては面白いエピソードです。
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