ネットで調べてみると「絶海の孤島」や
「日本人の99.9%が知らない」といったような言葉が並んでいます。
ちょうどアイランダーが行われる時期で、舳倉島もブースを出していたので、
職員の方に聞いてみると「この時期はほぼ船が出ない」とのこと。
冬の日本海はそう甘くはないようです。
仮に島に行けたとしても帰れなくなる可能性もあります。
それでも、飲みの席で島を目指すこと、
そしておいしいフグを食べることは約束し、日程も決めていました。
こうして急遽決まった旅なので、時間に余裕がなく、
島に渡るチャンスは1回のみ。
おそらくこの機会を逃すとこの島に行く事はもうないでしょう(笑)。
果たして島に渡ることは出来るのでしょうか。
富山県の山間部に位置する五箇山を後にして、まずは能登半島をドライブ。
途中、飛行機で来る友人と能登空港で合流しこの日は輪島に1泊。
翌朝島を目指します。能登半島の西側には「のと里山海道」という
無料で通行することが出来る自動車道があり非常に便利です。
まず向かったのは「千里浜なぎさドライブウェイ」。
ここはなんと、波が打ち寄せる砂浜を約8kmにわたってドライブ出来る
日本で唯一の道路です。千里浜のきめ細かい砂の1粒1粒が
海水を含んで堅くなることで、タイヤが埋没せずに車両が走れるそうです。
標識もあり、普通の道路と同じように走ることが出来ます。
この日は快晴。しかし、風の強いこと強いこと。海も大しけ。
車を止めて砂浜に降りてみると、車も砂まみれ。
果たして島には行けるのだろうか…。
そう、この日は舳倉島に行くために「前乗り」しただけで
旅のメインではないのです(笑)。
~続く~
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