宿へ戻ると、何やらキッチンが騒がしいです。
東京から来ている大学生たちが夕ご飯を作ってくれていました。
オーナーの手伝いもあり、かなり豪勢な夕食が机に並びました。
ほとんど毎日カップラーメンを食べていた私にとって、
これほどありがたいことはありません。
この日宿泊していた海外の方も一緒に、ワイワイと賑やかな食事になりました。
夕食後はまた星空を見るために外へ。夏の夜空は何度見ても美しいものです。
旅の12日目。お昼の飛行機で石垣島を経由し那覇まで戻ります。
宿の方に「島民しか知らない」と言われるビーチの場所を教えていただいたので、
出発の時間まで行ってみることにしました。
整備された道端の草むらに、何となく踏み分け道があります。
どうやらこの先にビーチがあるようです。
シュノーケルセットを片手に行ってみると、
崖の下にキラキラと輝く透き通った海が広がっていました。
崖からビーチまで下りてシュノーケル。
魚はあまりいませんでしたが、綺麗な海で泳ぐと癒されます。
海から上がると、相変わらずまぶしい太陽が照り付けています。
確かに暑いのですが、東京のような蒸し暑さはありません。
旅の最中は「明日がどんなことが起こるのだろう」とワクワクするものですが、
日常生活ではなかなかそうもいきません。
その感覚を楽しむのも旅の醍醐味です。
~続く(551文字)~
旅と移住のブログ