長野県長野市にある川中島古戦場跡を訪れた時のものです。
川中島といえばもう皆さんお分かりですよね。
上杉謙信と武田信玄が激突を繰り返した古戦場跡です。
今ではそんな激戦が繰り返されたなんて想像のできないほど、静かな場所です。
「川中島の戦い」といえば、有名な上杉謙信と武田信玄の一騎討ち。
【説明版から引用】
永禄四年(一五六一)九月十日、ここ八幡原を中心に上杉、武田両軍三万余の壮絶な死闘が展開された。上杉謙信は紺糸絨の鎧に萌黄緞子の胴肩衣、金の星兜に立烏帽子白妙の練絹で行人包、長光の太刀を抜き放ち、名馬放生に跨がり戦況の進展に注目、乱戦で武田本陣が手薄になったのをみ、旗本数騎をつれ信玄の本営を強襲した。
この時の武田信玄は諏訪法性の兜、黒糸絨の鎧の上に緋の法衣、軍配を右手にもち、この地で崩れかかる諸隊を激励指揮していた。この信玄めがけて謙信は只一騎、隼の如く駆け寄りざま、馬上より流星一閃、信玄は軍配で受けたが、続く二の太刀で腕を、三の太刀で肩に傷を負った。後にこの軍配を調べたところ刀の跡が七ヶ所もあったといわれ、この一騎討ちの跡を世に三太刀七太刀の跡という。
この一騎討ちの様子を表した銅像がありました。
ここには八幡社が鎮座されていて、頂いた御朱印がこちら。
派手さはありませんが、この地にしっかりと根を張った重みというか、誇りを感じる御朱印です。
この御朱印を頂いた後、近くの売店で林檎を頂いたのですが、これが初めて味わう美味しさの林檎だったんですよ。
あまりの美味しさで売店のご婦人に林檎の品種を聞いたら「秋映(あきばえ)」という、名前も素敵な品種とのこと。
それ以来、長野に訪れた際はもちろん、近所のスーパーで「秋映」を見つけると必ず買って食べるのですが、川中島古戦場で頂いた味には程遠いんですよねぇ。
あのたっぷりの果汁、強い甘みにほどよい酸味の秋映を味わうには、また川中島に行かないといけないのかもしれませんね。
【追伸】
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