ども!kassyです。
今日は何の日かと言いますと、日本が太平洋戦争へと投入していった真珠湾攻撃が開始された日になります。
とりあえず、どのジャンルで投稿しようか迷いましたが、得意分野の神社関連の歴史に関して投稿することとしました。
純粋な御朱印記事ではありませんが、ご勘弁願いますwww
それでは戦前、海外に存在した神社「朝鮮神宮」について記事にしていきたいと思います。
個人的には、本来の神社神道の教義は支持している私ですが、明治以降の天皇制の神聖化を目的とした所謂「国家神道」は神社界隈では闇歴史と考えており、今後も絶対にあってはならないと考えているのを前提に書いていきます。
まず、朝鮮半島の統治に至る経緯ですが、当時の東アジアにおける国際情勢が大きく作用します。
欧米列強及びロシアの南下政策に危機感を覚えた日本政府は、国家独立の維持の為、朝鮮半島の重要性を理解していました。
当時の朝鮮半島はというと当時の中国「清」の属国である「李氏朝鮮」の時代でした。
当時の「李氏朝鮮」は清の冊封を受け、古来からの事大主義と小中華思想に固執し、ごく一部の「両班」と呼ばれる特権階級のみが潤い、9割以上の一般庶民は虐げられる朝鮮における闇の時代でした。
事大主義から朝鮮民族としてのアイデンティティーを捨て去り、両班の特権の維持だけに終始し、全く発展性のない時代でした。
そこで当時の日本は国益のため、清の属国である「朝鮮」を完全に独立させ近代化を図り、欧米列強及びロシアからの脅威に対する「防波堤」とするべく、まず清との戦争「日清戦争」を仕掛け、勝利した日本は「下関条約」により、台湾、遼東半島の割譲(のちに遼東半島は欧米各国からの圧力により返還)とともに、朝鮮の完全独立を認めさせたのであった。
話は逸れるが、韓国に「独立門」てのが存在するが、一般で言われている日本からの独立を記念して造られた門ではなく、清からの独立を記念して造られた門であることは覚えておきましょうwww
日本は朝鮮の近代化支援を目的に朝鮮半島経営に乗り出しますが、過去からの「両班」の特権階級が変化を好まず、国家としての体をなしていない状態が続いた為、朝鮮の併合に反対していた伊藤博文の安重根(韓国の英雄www)による暗殺を契機に、朝鮮(当時大韓帝国)からの要請により、国際社会から承認された「日韓併合」を断行する。
(これには当然議論はあり、現在の韓国では「強制占領」と呼び併合自体無効と決めてつけているが、当時の国家の力関係は当然あるものの、合法な合併であったと考えている。)
その後、日本は朝鮮半島の近代化を加速化させていくが、当然良いこともしたが、悪いことをした部分もあったことは間違いない。
日本人の性格として、目標達成のためにはかなりの無茶をしますからね・・・
その中で個人的に最悪の闇と考えるのが、日本の海外領土に神社を設置した事だと考えている。宗教はそれぞれの民族のアイデンティティーを否定する最悪の施策であったと考えています。この部分だけは韓国に対し、謝罪すべき事象かと・・・
さて、前置きが長くなってしまいましたが、朝鮮半島の総鎮守として創建されたのが、今回紹介する「朝鮮神宮」である・・・
日韓併合後の1919年、現在のソウル市南山に創建され、主祭神は「天照大神」と「明治天皇」であった。
創建前は朝鮮の神を祀ることも検討されたが、皇民化政策(同化政策)も関係し、「天照大神」と「明治天皇」に決まったようだ。。。
完成後は、参拝が推奨とされていたが時代を経るごとに強要に変わり、「創氏改名」などと同様、名目的には推奨でも半強制を強いるなど、民族支配を行っていったようだ。。。
1945年8月15日の敗戦により、朝鮮民族からの破壊を恐れた神社関係者は自ら神社を廃止することを決意。神様を日本に戻す神事を執り行った後、朝鮮神宮を取り壊して焼却し、朝鮮神宮は消滅したのであった・・・
個人的見解ですが、宗教や思想で民族を支配するのは最悪の行いであり、あってはならないことと考えています。現在中国で行われている「チベット同化政策」など、正にこれに該当すると考えています。
朝鮮半島でいうと、「光」の部分では鉄道の敷設、産業の構築、教育制度の確立、ハングル再評価による識字率の向上などがあげられる反面、
「闇」の部分でである「創氏改名」の実質的強制、神社の設置と参拝強要、慰安婦、徴用工募集に朝鮮人あっせん業者を使ったことなども忘れてはいけない・・・
歴史を学び、未来に活かしましょう!!!
#衝撃と畏怖 #クリプト歴ヲタ同好会