明けてからだいぶ経ちますがまだまだおめでとうございます!新年一発目のkatakotoでございますよ!ALISオープンβ版公開大変おめでとうございます!
去年のクローズドβ版では、個人的に極力外部SNSに頼らずALISというプラットフォームのみを使って自分の記事の面白さだけでどこまでやれるかを検証したくて、様々なアプローチで頑張ってはみたのですが、一年をかけて得られたフィードバックとしましては「なんかもう、自分全然あかんかったです」でした。かろうじてクリプト界隈の揉め事をつまびらかにする“揉め事の可視化”シリーズがささやかな好評を得ましたが、掘っても掘っても底が見えないクリプト・ワールドのネガティヴィティに精神をやられ、くぼんだまなこで舌打ちしながらチャートといざこざを見つめる毎日でした。
ですので、その反省を踏まえ今年はALIS自体のSNS機能の進化にも期待しつつ、出がらしの陽キャ成分を絞り切りながら、もう少し柔軟にクリプト以外のカテゴリにも挑戦して行きたいと思います。というわけで、今年も@katakotoをよろしくお願いします。
さて2018年の一発目としましては、やはりALISが社運をかけてのっかていくWeb3.0の波にkatakotoさんも全ノッカリで参りますよ!
※うめ吉さんの『うぇぶさん』参加資格になるのかな?それにしても『うぇぶさん』っていいネーミングです。親しみやすさがマザーのどせいさんの脳内イメージです。
僕がWeb3.0に魅かれる理由は、何と言ってもいつの間にかみんなのものじゃなくなったインターネットを、もう一度インターネットのあるべき姿、個人のその手に取り戻そうじゃないか!という気運を感じさせるプロジェクトの数々にあります。
なので注目するポイントも、もうやるならインターネットの構造そのものをブロックチェーンで変革しちゃいましょうや!兄貴やっちゃいましょうや!という少し無理目なプロジェクトをひいき目にしがちです。
ALISでも良く紹介しているNKNなどはその筆頭なのですが、今日紹介したいのは僕らが今知っているインターネットになくてはならない仕組みのWeb3.0バージョンです。それは
ともすれば忘れがちですが、コンピューター、インターネットの世界は全て0と1のデジタル・データが高速でかけめぐっている光の世界。昨日Twitterであの子に返したクソリプも、Youtubeでなぜか何度も見てしまう井森美幸のホリプロ・オーディションも、全てはマシンで完璧にコントロールされた0と1の素敵なダンス。
人間の僕らには0と1だけであんな素敵なステップを踏みながらこの広い世界を渡り歩く事はできないので、“yahooと呼びかけたら182.22.59.229”といった具合に人間のわかる言葉で問いかけたら、インターネット上の数字で表されたアドレスに自動的に変換してくれる仕組みが必要になります。
これが旧来のWeb1.0~2.0上で使われているドメイン・ネーム・システム(DNS)
Web3.0には既に、これに取って代わろうとしている取り組みがあります。それもイーサリアム・ブロックチェーンを利用して。それがその名も
実はこの仕組みはすでに実験的に動き出していて、初期段階としては個人のイーサリアム・アドレスと自分で登録した名前を紐づける事ができます。
というわけで早速登録してきましたよ!
登録は早い者勝ちのオークション形式で行われ、取り合いにならない名前であれば最小費用の0.01 ETH (現在$1.26)で登録が可能です。(katakoto.ethは0.01ETHで取得できました。誰が人気がない名前やねん。)
取得方法はこちらのブログの方が丁寧に説明してくれていますが、正直、現状はあまり万人におすすめできる状態ではありません。というのも取り扱う情報や処理が非常に複雑で、僕は何度かプロセスを失敗しました。こなれた登録サービスの登場が待たれます。(※後述のPortal NetworkがENS Managerというサービスで登録作業の簡易化に取り組んでいます。)
さて、ここで皆さんはドットコムバブルの際に生じたドメインネーム争奪戦争を覚えていますでしょうか?ドメイン名の登録は早い者勝ちだったため、大企業のドメイン名をあらかじめ登録してしまい、あとで高値で本当にそれを必要とする企業などに売りつけるあれです。
ちなみに2006年までのギネス記録に載った最高ドメイン名転売価格は「sex.com」の13億3000万円でした。いつだってスペルマの濁流が人類に新しいテクノロジーを普及させたとするホモサピエンス全史。
これと同じことが現状のENS上でも起こっており、既に誰かの手によって取得されたイーサリアム・ネームが高値で競売にかけられています。
Vitalikのイーサリアム・ネームは何と100000ETH(約13億円、sex.comと同等)!今んとこブテリン君本人は取得に興味ないみたい。誰か買いませんか?
今の所、サポートしてるウォレット(Metamask, MyEtherWallet等)を使えば人間に分かりやすいENS名で送金が可能なくらいしか使い道がありませんが、現在Web3.0のコンテンツ分散技術IPFSと統合し、ENSでのWebサイトの表示を可能にしようとするPortal Networkというプロジェクトも進んでいますので、これらが普及したら今後Web3.0はどんどん面白い事になって行くと思います。
イーサリアム自体の市場が低調な今、最小のコストでWeb3.0の入り口に立てるという点では挑戦してみる価値は十分にあると思います。やってみたけどわからない点などありましたらできる限りお答えしますので、コメント欄にてお気軽にどうぞ!