先日、ビットコイン・ピザの日にこんな企画を行いました。
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↑上の絵文字がビットコインのシード・キーになっていて解読した方へそのままウォレット内のビットコインをプレゼント!
でも、この際に問題になるのが送金手数料。最近の取引量の増加で現在の平均的な送金手数料は約430円。(2019年5月25日時点)
100円を送るのに400円かかるのでは、誰も欲しいとは思わないですよね。
そこで有料記事パートにてElectrumという界隈のマニアックな人達御用達のデスクトップ・ウォレットを使った限界ギリギリまで送金手数料をケチって送金する方法を解説した所、何名かの方が記事を購入してくださり、ALISではアイスRatingsの記事でおなじみのエロ3.0変態だるま(元・暗号だるま)さんが一番乗りで挑戦してくださいました。
さすがは、アカウント名が@BITCOINのだるまさん。先見の明がパないです。
※余談ですが@Ethereumはまだ空いてるみたいですよ!
では、コメント欄でご報告頂いただるまさんからの情報でウォレット内の0.0001BTCがどのような旅路を辿ったのかを確認してみましょう。
今回、だるまさんは送金手数料を2sat/byte(合計約3.65 円)に設定して送金を試みたそうです。
ご存知の通り、ビットコインのマイニング作業は手数料の高いものから優先的にブロックに取り込まれて行きます。
言わば、高い金を払った人から優先的にバスに乗っけてもらえるイメージ。貧乏人は雨に濡れてずっと待っとけってか!いいもんトトロに会えるなら!
ビットコイン・キャッシュバスの経営を心配しながら、3.5円のバスチケットを握りしめただるまさんが、無事バスにのってお家に帰れることを祈りましょう。
ここでバス待ちの時間の退屈さに耐えかねたのか、だるまさんが分身の術・禁断のセルフ・ダブル・スペンドを決行!
説明しよう!セルフ・ダブル・スペンドとは、同じ送金手続きを1回目の送金手数料より多く設定することで、3.5円を握りしめただるまさんを追い越して優先的にバスに乗せてもらおうとする自己中極まりない策である!
2回目の送金手続きでだるまさんが支払った金額は何と驚愕の5.46 円!
金にモノを言わせる開運成金だるま!暗がりで札束に火をつけて自分の靴を探す昔の金持ちのごとく、特別に金持ち用レーンに案内され、羨ましげなバス待ちの人々を横目に優先的にバスに乗せてもらったのでした。
結果、27分後に金持ちの方のだるまさんを乗せたバスは無事、だるま邸へと向けて走り出し、最初に並んだ貧乏な方のだるまさんは、無残にも存在ごとこの世から消し去られてしまったのでした・・・(ただ小銭握りしめてバスを待っていただけなのに・・・かわいそうな貧乏な方のだるまさん・・・)
先日のトーン・ヴェイズとロジャーの賭けでは10時間かかったらしいですが、意外と早かったですね。そんなに混雑していなかったのかな。
今日のAIBCサミットでロジャーがビットコイン送金手数料の平均が3ドルだと主張。俺はそれをデタラメだと非難した。彼はもし5ドルのBTCトランザクションを送金手数料1ペニーで支払って24時間で処理されたら、10,000ドル払うと提案。
トランザクションは10時間後、ちゃんと処理されたぞ!(ドヤァ!)
お金持ちの方のだるまさんトランザクション
貧乏な方のだるまさんトランザクション
ビットコインの送金手数料で面白いのは、これが1円の送金だろうが1,000万円の送金だろうが手数料自体は変わらない点。
今回の例で言えば、たったの5円弱で自分の資産を世界中のどこへでも安全に移すことができるという事実を、だるまさんのご協力によりこうして実感する事ができました。
だるまさん、そして記事を購入してくださった皆さん!企画へのご参加ありがとうございました!