Dr.Doomのプラズマ・ビームが手当り次第過ぎて安易に近づくと大火傷をする話

「この世の全てのシットコインが大嫌い」もとい「この世の全ての暗号通貨はシットコインだから大嫌い」でおなじみのDr.Doomことヌリエル・ルビーニ先生が、Twitter上でブテリン君を名指しで独裁者呼ばわりし、半ば強引に論戦に引きずり出したのは以前の記事でお伝えしました。

いまだ両者顔を合わせてのディベートにはいたっていませんが、待ちきれない上に、口を挟んでくるクリプト界隈の有名人をDr.Doomがかたっぱしから得意技の破壊光線で焼き切っていく非常に面白い展開になっていますので、ご紹介します。

長くなりますので、まずは前菜としてこちらをお楽しみください。

先生がどれだけ暗号通貨を嫌っているのかをお分かり頂けた所で、それでは早速始めましょう。

事の始まりは“最近わけもなくさみしいから若くて利発な若者にかまってほしいおじさん”のこのつぶやきからスタートしました。

私はヴィタリック・ブテリンと皆の前でいつでも喜んでディベートするよ。実現不可能な三位一体問題、スケーラビリティやその他のクリプトサブジェクトに関してな。もう以前にジョセフ・ルービン（イーサリアム共同設立者）と500人の彼のサポーターの前でディベートして、彼より5倍以上も拍手喝采されたけどな（どや。）だから、いつでも喜んで受けて立つよ。

これに対しForbes誌のクリプト・ブロックチェーン分野の副編集長Laura Shin氏が、

“私がホストしてる（そしてみんなにすごく人気のある）ポッドキャスト“Unchained”で対談したらどうかしら？”

と提案した所、博士の一発目のプラズマ・ビームが発射。

ヴィタリック・ブテリンと喜んでライヴ・ディベートするよ。2人共が合意した公平な司会者の下でならな。クリプト業界のためのPR野郎でも、偽ジャーナリストのふりしてるバイアスのかかったヤラセ野郎でもないならな。ローラ・シンと絡む気なんかないね。

彼女の名誉のために言っておきますが、彼女のポッドキャストはバイナンスCZ氏本人に「上場手数料取るの何で？おかしくね？」と切り込んでいくインタビューがあったりと、クリプト界隈でもかなり客観的で硬派な人ですよ。

そこでブテリン君が自身で司会者に指名したのが過去に「お前、ロシアと裏で繋がってるくせに」みたいにからんできてブテリン君とバトッた事のあるKevin Pham氏。

“100％偏っててどっちの事も大嫌いなやつなら、これ以上フェアな司会者はいないっしょ！”

みたいなノリでの冗談半分の指名ですが、Kevin氏はこれに了承。したらばDr.Doomの2発目。

これが脳ナシ小人野郎Kevin Phamのスキャミーな知能レベルだよ。しかもクリプト野郎どもが、私とブテリンのディベートの司会者にヤツを推薦してるだと？こんなやつロシアン・ボクサーよりヤクザだわ！

これに絡んでBitMEX共同創設者のArthur Hayes氏が

“このディベート、ニューヨークかロンドンでやるなら費用全額持ちますよ！”

と乱入してきた所にカウンターパンチで博士の3発目。

自分らの顧客を裏切って取引してる詐欺まがいなクリプト取引所にディベートのスポンサーをしてもらうつもりはない。多額の価格操作と、パンプ＆ダンプ、なりすまし、仮装売買、フロントランニングetc....典型的なクリプト取引の肥溜めだ。BitMEXは犯罪的なスキャムだ！

100倍ハイレバレッジ・シールドでも対抗できない貫通ビームの破壊力。

そしてなんでかTRON創業者のJustin Sun氏が入ってきて下記の提案。

TRONが喜んでディベートのスポンサーになります！勝者には賞金100万ドル！！結果はみんなの投票で決めましょう！

ブテリン君は早速これに反応し

あー、僕ならたぶんマラリア撲滅のチャリティーか何かにでも寄付したかなあ。

ちなみに、ここすごい微妙な英語の使いまわし。“I would donate”だったら
“もし僕が勝ったらマラリア撲滅基金にでも寄付するよ。”のほぼ勝利宣言＆煽りになってるとこ。一番若いのにどこまでも一番大人な対応のブテリン君。

果たして事態はこの後、どんな展開を見せるのでしょうか！Justin Sunからの発表を皆さん、ワックワクで待ちましょう！

“本日、わたくしは「明日、わたくしから発表がある事」を発表いたします！”　Justin Sun