日本に住んでいた時、普段は夫婦二人なので手洗い、たまに友人達と家ごはんをする時くらいしか使っていなかった食洗機。
今では2日に1度、食器やカトラリーをまとめて洗っています。
オランダでは、食洗機が完備されているところが多く、私の家にも付いていました。ちなみに冷蔵庫とオーブンも備え付けです。
さてタイトルですが、初めて食洗機を使おうと思ったら、動かない…
「Eco」はいいとして、右側の二つのランプが問題なようです。食洗機は"SIEMENS"の物です。
ネットで調べてみたところ、メーカーは違いましたが、ヨーロッパの食洗機について書いている方がいらっしゃったので、参考にさせていただきました。
私も誰かの参考になればと思い、シェアしたいと思います。
まず上のぐるぐるした矢印のマークは、「塩」が不足している時のランプです。
塩と言っても「食洗機用の塩」で、スーパーなどで購入することができます。
この蓋を外して、大量の塩を入れます。本当に大量で、こんなにたくさん入れて大丈夫なの?と思うほどです。
そして下の雪の結晶のようなマークは、「食洗機用リンス」が不足している時のランプです。こちらもスーパーなどで購入することができます。
目印線のところまでリンスを注ぎます。
左上が「食器用リンス」、右上が「食器用の塩」です。
下の3つのパックは洗剤のタブレットです。タブレット以外に粉や液体の洗剤もあります。(タブレットは先ほどのリンスの隣に入れます。)
家では、ドイツのオーガニック洗剤「sonett」の物を使っています。食洗器の洗剤は少し匂いが気になるのですが、これは大丈夫でした。
日本では洗剤だけで洗うことができたのに、なぜリンスと塩が必要なのかというと、オランダをはじめ、ヨーロッパ諸国の水が硬水だからです。(リンスは入れなくても使える食洗器もあるそうです。)
硬水は石灰を多く含んでいて、配管にその石灰が付着すると排水機能が低下したり、洗った後に、食器やカトラリーに白い水滴の跡が残ってしまいます。
それを防ぐ為のリンスと塩だったのですね。リンスは最後の仕上げの時に噴出されているそうです。
硬水は、飲料水やお洗濯にも関係してくるので、またシェアしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。