今回は、移住後1年経った「食洗機の使い方」の改訂版です。
前回の記事を読み返してみたところ、フライパンなどの調理器具を1日目は手洗いして、2日に1回で洗っていたようですが、現在は木製のまな板やお椀など以外は全て食洗機で洗っています。さらに楽をしています。
手洗い用の食器用洗剤は、1年で1本ほどしか使わなくなりました。
今の半分以下の小さめの食洗機がキッチンに付いていましたが、ほぼ使っていませんでした。
夫婦二人なので手洗いし、水切りかごに置き、乾いたらしまっていました。
使う時といえば、たまに友人と家でご飯を食べるときに、「食洗機使うから洗ってもらわなくて大丈夫」という気を遣わせない為くらい。
食洗機は贅沢品、食器くらい手洗いしたら・・・のような罪悪感もあった気がします。
使ってみると楽なのはもちろん、硬水問題があるので手洗いするより断然綺麗になります。
ほぼ一回の食事の後に洗っていたので、1日分の食器を貯めておくことが最初は信じられませんでしたが、開ける時少し匂いはするものの、閉めておけば全く問題ありません。
私は、朝から夜まで使った食器や調理器具をまとめて、夜に一気に洗っています。
なので朝に洗い終わって、乾燥したものをまず片付けます。
朝、食洗機を開けるとこんな感じです。
大きく感じますが、前回のアパートやAirbnbの宿でもこのサイズが多かったです。
上段:カップ・グラス・ボウル・お玉や包丁など
下段:プレート・フライパン・鍋・カトラリー
それから朝食→昼食→おやつ→夕食(→デザート)で使った食器や調理器具を毎回中に入れて行きます。
食洗機関係は、継続してドイツメーカー「Sonett(ソネット)」の物を使っています。
日本でも同じ物を使用していて慣れていたのと、洗剤の匂いがあまりしないかなと思っています。(最初は少し気になりました。)
洗剤は、前回は1回分が個包装されたタブレットを使っていましたが、コストの面から粉状タイプに変更しました。
中に紙のカップが入っていて、1回に3杯ほど入れています。
さて、ここからが日本の食洗機と違うところです。
以下の二つを入れないと動きません!
塩といっても食洗機用の塩です。
岩塩のようなサイズです。
もちろん食べれませんし、食用の塩を入れても動かないです。
塩を入れるのは「硬水問題」です。
硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。
そのミネラル成分が固まって、排水機能を劣化させたり、最悪は壊れてしまわないように塩を入れます。
この蓋を取って、ドバッと塩を入れます。
本当に底なしなんじゃないかと思うほどたくさん入れます。
食洗機用のリンスです。
これも硬水対策ですが、排水口ではなく、食器などに水滴が乾いた後に白く残ってしまうのを防ぐために入れています。
このリンスは無くても動く食洗機もあるそうです。
①の洗剤は1回使うごとに入れていますが、②の塩と③のリンスは、食洗機のランプに不足のサインが出たときに入れています。
前に書いた「私の洗濯術」もですが、この「硬水問題」が家事や生活(シャワーやスキンケアなど)において、日本との大きな差なのかなと思います。
水道水はそのまま飲むことができて、カルシウムやマグネシウムが手軽に摂取できるのはいいかと思います。
動画もアップしましたので、よかったらこちらからご覧くださいませ。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。