テクノロジー

超初心者が「コードを書かずに、Webサイト制作を完結」してみて感じたこと

kaz's icon'
  • kaz
  • 2020/02/09 17:40
Content image
みりんさんのイラストは今回も素敵!

「ALIS紅白大運動会」が終わってから、ALISに記事を書く時間をプログラミングの勉強に充てることにしてから、20日ほどが経ちました。

その後、Progateの有料会員に登録してPythonの学習コースを進めながら、学んだことをGoogle Colaboratoryに打ち込みながら頭に入れていく…という作業を続けています。

勉強を始めて20日の成果はというと、以前はちんぷんかんぷんだったコードの意味が少しずつわかるようになってきたことぐらいでしょうか。

たとえば、ゆーこ先生のプログラミング学習記録の記事に書いてあるコードの意味が理解できるようになってきました。

自分のなかではこれだけでも「成長してる!」と実感できることなので、まあ少しずつですが前には進んでいるのかなと思います。

(今までは、ALISに上がっているプログラミング関連の記事、まったく意味がわかりませんでしたからね…)

Content image

そんなプログラミング超初心者がPythonから学び始めたのは機械学習に興味があるからというシンプルな理由なのですが、もずくさんの記事を読んだりするといろいろな言語に興味が湧いてきますね。

まあ、出張が入ったりそのほかのことが忙しくなったりするとProgateに入れなかったりするのですが…

ただ、手を動かしていない時もプログラミングに関する記事を読んだりして、とりあえず毎日、何かしらプログラミングに関わる時間を作るようにはしています。

そんななか、はるか先生がALISに書いた記事を読みました。

 

「プログラムを書かなくてもプロダクトが作れる」⁉︎

 

プログラミングの勉強を始めた今だからこそ、かえって惹かれるフレーズでした。

いわゆるNo-codeについて書かれた記事で、いろいろなプラットフォームやサイトの情報へのリンクも貼られています。

リンク先の情報もひととおり目を通して、「面白そうだなぁ」と感じたので、少し触ってみようかなと思い、以下のプラットフォームに登録してみました。

 

「STUDIO」です!

 

この記事のタイトルに引用したように、「コードを書かずに、Webサイト制作を完結」することができるプラットフォームということで、はるか先生の記事にリンクが貼られていた以下のページで紹介されていました。

ALISでもテクノロジーの掛け算(TRAREVO)さんが紹介記事を書かれています。

上に挙げたはるか先生の記事へのコメントに、こすもすさんがSTUDIOは「コードは書かなくてもいいものの、簡単ではないなと言う印象」と書かれていたので、少し不安はあったのですが…

まあ、とりあえず触ってみないとわからないということで、超初心者が「Webサイト制作を完結」することができるのかどうか試してみました!

Content image

それで、まず結果から書くと…

 

「コードを書かずに、Webサイト制作を完結」できました!

 

とりあえず、こんな感じのサイトができました。

おぉ、サイト名や説明文、サムネイルが登録したとおりにちゃんと表示されてる!

 

そうです、これだけで感動するほどの超初心者なんです。

Content image

STUDIOの使い方については、公式サイトにチュートリアル記事や動画が掲載されていますし、ヘルプも充実していますので、イメージは湧きやすいと思います。

また、無料でもいわゆる「デザインツール」と呼ばれている、サイト作成のための機能はひととおり使えるということだったので、まずはメールアドレスで登録してサイトを作ってみることにしました。

とりあえず、サイトのコンセプトとしては…

ALISやnoteに書いている記事へのランディングページを作る

ということをイメージして作っていくことにしました。

で、実際に使うことができる機能をできるだけ触ってみるために、あらかじめ用意されているテンプレートは使わずに、イチから作ってみることにしました。

まずはどんな機能があるのかを、チュートリアルの内容を確認しながらただただ触り続ける時間が3〜4時間ほど続きました。

それから、ヘッダーやトップページのデザイン、ページの構成などなどを少しずつ考えながら作っていきました。

まあ、超初心者ですから、あらゆることにつまづきながら作業を進めていったわけで、結局、サイトの公開までにかかった作業時間は30時間ぐらいだったのではないでしょうか。

Content image

特に、なかなか上手くいかなかったポイントは…

・PC・タブレット・スマホそれぞれのデザインの調整が難しい

・ボックスの配置が思ったとおりにいかない

といったところでしょうか。

Content image

PC・タブレット・スマホそれぞれのデザインの調整が難しい

ひとつめについては、いわゆる「レスポンシブデザイン」の機能がSTUDIOでは採用されているので、基本的にはデバイスに最適化されたサイト構成になるようになっているんです。

ただ、本当にデバイスごとに最適化されたデザインで表示させるためには、デザインツールを駆使した調整が必要です。

もちろん、いろんなルールを踏まえて調整すればデバイスに合わせた綺麗なデザインで表示させられるのですが、まだ完璧には理解できないままになっています。

それでも、チュートリアルやヘルプを見れば、ある程度それっぽい感じで調整できるのは良いなと思いました。

Content image

ボックスの配置が思ったとおりにいかない

また、ふたつめのポイントについては、以下のSTUDIOの公式サイトにあるように、STUDIOではサイトを構成する基本的なシステムとして「ボックスモデル」という形が採用されています。

文字や写真、動画などはすべてこの「ボックス」という要素に置き換えられて、これを並べたり重ねたりしていくことでサイトを構築していきます(という理解でいいのかな…?)

で、このボックス、画面上に配置できる場所が決まっているんですね。

それらを余白を設定(マージンパディング)しながら、配置場所の調整をしていくんですが、これがなかなか難しく感じました。

たとえばこれは、プレゼンテーションソフトで各要素を自由に配置するような形でサイトを作ることは難しい…ということなんですね。

これ、たぶん、仕方がないことなんでしょうけれど…なかなかハードルが高いなぁと思いました。

Content image

同時に、これは面白いなぁと思った機能もあり、今回のサイトにも組み込むことができました。

それは、RSS連携機能を使って、noteの記事をサイトで表示させるという機能です。

これを使って、noteの記事へのリンクがずらっと並んだページを簡単に作成することができました。

チュートリアルページの方法をそのまま実行しただけですが、それでも「自分でページを作った感」があって、なかなかお気に入りです。

同じように、ALISの記事も取り込めたら良かったのですが、それはまだまだ叶わず…

とりあえずALISについては、検索がしやすいALISCHOOLのマイページにリンクさせています。

ALISの記事を自分のサイトに引っ張ってくるためにはAPIを使ったりすればいいんだろうなぁ…と、ALISの方々のプログラミング記事を読みながら思いましたが、それはまだこれから勉強していかないといけないところですね。

Content image

ということをいろいろ考えながら、とりあえずそれっぽいサイトができたのですが、あらためてSTUDIOのサイト説明文を見てみると…

STUDIOは、Webサイトのデザイン・公開・運用までコーディングなしで完結できる、次世代のデザインツール

うん…

 

「次世代のデザインツール」

 

なんですよね、STUDIOって。

デザインツールなんですよ、デザインツール。

つまり、デザインセンスがあってこそのツールということなので、デザインセンスがないと辛い感じの出来になっちゃうんですよね…

 

…触ってみるツール、間違えたかな。

 

うん、デザインセンス、無いしねぇ…

Content image

ただ、実際にゼロからサイト作成のプラットフォームを使ってみて…

 

サイト作成をもっと自由な形でやってみたい!

そして実際に運用してみて、運用の効果を確かめてみたい!

 

と思うようになりました。

今回作ってみたサイトをもっと発展させたいということもありますが、自分の本職のほうでもいろいろとやってみたいことがあるので、そちらに向けてもう少ししっかりとやってみたいという気持ちが湧いてきました。

それで、これから…

 

WordPressでサイトを作る!

Pythonの学習と並行してHTMLとCSSを勉強する!

 

ということで、コツコツやっていきながら、進捗があればまた記事にしたいと思います!

Content image
Content image
Content image
Supporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile icon Supporters link icon
Article tip 8人がサポートしています
獲得ALIS: Article like 71.55 ALIS Article tip 44.49 ALIS
kaz's icon'
  • kaz
  • @kaz
本職のフィールドである台湾・香港・中国の情報を中心に、自分が「面白いな!」と思ったことを記事にしています。Twitter: @kazALIS2

投稿者の人気記事
コメントする
コメントする
こちらもおすすめ!
Eye catch
テクノロジー

オープンソースプロジェクトに参加して自己肯定感を高める

Like token Tip token
85.05 ALIS
Eye catch
クリプト

約2年間ブロックチェ-ンゲームをして

Like token Tip token
61.20 ALIS
Eye catch
他カテゴリ

機械学習を体験してみよう!(難易度低)

Like token Tip token
124.82 ALIS
Eye catch
ゲーム

ドラクエで学ぶオーバフロー

Like token Tip token
30.10 ALIS
Eye catch
クリプト

17万円のPCでTwitterやってるのはもったいないのでETHマイニングを始めた話

Like token Tip token
46.60 ALIS
Eye catch
クリプト

ジョークコインとして出発したDogecoin(ドージコイン)の誕生から現在まで。注目される非証券性🐶

Like token Tip token
38.31 ALIS
Eye catch
他カテゴリ

ALISのシステム概観

Like token Tip token
5.00 ALIS
Eye catch
クリプト

Bitcoin史 〜0.00076ドルから6万ドルへの歩み〜

Like token Tip token
947.13 ALIS
Eye catch
クリプト

Uniswap v3を完全に理解した

Like token Tip token
18.92 ALIS
Eye catch
テクノロジー

iOS15 配信開始!!

Like token Tip token
7.20 ALIS
Eye catch
テクノロジー

彼女でも分かるように解説:ディープフェイク

Like token Tip token
32.10 ALIS
Eye catch
テクノロジー

なぜ、素人エンジニアの私が60日間でブロックチェーンゲームを制作できたのか、について語ってみた

Like token Tip token
270.93 ALIS