「御朱印」カテゴリーが昨日から追加されましたね!
これをきっかけに「御朱印」に興味を持つ人が増えていくのかな…
僕もまったく意識になかったんですけれど、急に気になりだしました。
一昨日、四天王寺に行っていたのでもう一日早いタイミングで追加されていたら、間違いなくもらって記事にしたのに…残念。
また、ALISでもAMEFACTORYさんが記事にされていましたが、台湾・台北の有名なお寺である「龍山寺」に「御朱印っぽいもの」があるそうなので、先週の台湾滞在時にカテゴリーが追加されていたら…
と、言い出したらキリがないですね(^_^;)
とりあえずこれからは、どこかに遠出したら「御朱印チェック」に勤しむことになりそうなので、その時に追々記事にしていくとして、今の時点で書けることを書きたいな〜と思います。
さて、「御朱印(朱印)」はwikipediaさんによれば、「主に日本の寺院や神社において、主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影である。敬称として御朱印(ごしゅいん)とも呼ばれる」とあります。
この定義によれば、「日本の寺院や神社」で押印されるものが「御朱印」ということになるわけですが、「日本の寺院や神社」は海外にも作られてきました。
海外布教による寺院設置や日本人移民の海外移住を通じて「海外神社」が開設された事例がありますし、日本の旧植民地だった地域には数多くの神社仏閣が設置されました。
そうしたところでも「御朱印」が発行されていたようですが、昔の様子はなかなかわからないですね。
下の資料は戦前の台湾で発行されていた新聞「台湾日日新報」の1936年7月26日号に掲載された記事です。
「逓信省が御朱印帖配布/十月一日の記念日に」
逓信省が簡易保険の事務を開始して二十年、郵便年金は開始以来十年、共に来る十月一日が記念日となってゐるので同省ではこの機に当り国家の隆昌と保険、年金加入者の長寿を祈る主旨を持って全国の官幣大社に参拝、二千の御朱印帖をつくりこれを十月一日の記念日に全国の保険、年金功労者へ配布することとなった、台湾に於ては二十五年午前八時戸水逓信部長、山下課長、福村台北局長以下の係員が台湾神社に正式参拝した
「御朱印帖」が保険・年金利用者への記念品になっていて、そのひとつに「台湾神社」の「御朱印」も含まれていたようですね。
「御朱印」が今は、そのデザイン性や「スタンプラリー」的要素が注目されていますが、そうした捉え方は戦前にもあったんだなあと感じます。
海外に設置されていた、もしくは設置されている神社仏閣で発行されている「御朱印」がどういうものなのかというのも興味深いところです。
そんな記事もこれから上がってくればいいなあと思いながら、こちらのカテゴリーも楽しみたいと思います!
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