日記を書きはじめてから、今日で30日目、1か月が経ちました。
昨日書いた日記は、こちら。
1か月前に書いた日記を見返してみると、急遽、オンライン授業を実施しないといけないことになって、「どうしましょうかねぇ…」と頭を悩ませている様子が記録されていました。
そこから1か月。
試行錯誤を繰り返して、なんとか授業開始の日を迎えました。
とは言っても、僕の授業はほぼオンデマンド方式で実施することにしたので、今日はとりあえず、学生さんが授業の資料に問題なくアクセスできているかどうかを見守るだけでした。
数人から問い合わせのメールが来ましたけれど、とりあえず返信すれば問題解決したようで、今日は特に何事もなく過ぎていきました。
この1か月…
・学生さんのICT環境の把握
・その結果を基にした使えるリソースの確認
・それに合わせた授業資料の作成
・学生さんの受講プロセスのシミュレーション
というようなことをやってきたので、たぶん、ほとんどの学生さんはそれほど支障なく授業に入れると思います。
これでしばらくやってみて、壁にぶつかった学生さんにはフォローをしながら進めていけば、とりあえず学期末まではいけそうな雰囲気です。
もちろん、大学のサーバーがダウンしたり、想定外のトラブルが起こったりすると、一旦止めて再構築…という可能性もあるのですが、とりあえずはなんとかなりそうです。
この1か月、フォローをしてきた他の先生たちも、まあそれなりに対応できているのか、思っていたよりも静かな一日でした。
これから1週間ほどはまだまだ気が抜けませんけれどね。
合間に、お昼ご飯を買いにお弁当屋さんへ。
その途中、うちの学生さんだろうなと思うような男性3人が楽しそうに歩いていました。
マスクは…していません。
こちらは車だったのでそのまま横を素通りしていきましたが、「う〜ん、どうしたものか…」と悩みました。
学生さんは今、大学のキャンパスに入ることができません。
普通の学生生活ができていないわけで、学生さんもストレスが溜まっているでしょうから、友達と会ってはいけないとは言えません(もちろん、今は自粛して欲しいとは思いますが)
マスクも、外出するならちゃんとしないといけませんよね。
無自覚のうちに、見ず知らずの年配の方にうつしてしまうのかもしれませんし。
でも、日本の今の状況では、みんなが同じようにマスクを手に入れることができるわけではありませんから、それを無視して「マスクしろ!」とも言えないなと思います。
原則は「自粛と感染防止」ですが、個人レベルではそれが徹底できない現実もあります。
だからといって「仕方ない」では済まない状況でもあるわけですから、原則と現実のあいだでいろいろと対応を考えないといけませんし、人との(物理的・心理的)距離感もバランスよくやっていかないといけませんね。
考えることがいろいろあるものですね。
今日から授業開始でしたけれど、桜並木は青々としていました。
以下の記事に書いたのですが、1か月前は咲いていたんですけれどね。
当たり前のことですが、人間世界に何があっても、自然はいつも変わりませんね。