台北で仕事が早めに片付いて、晩ご飯には少し早いな〜と思っていたときに…
と思い立って、夕焼けの景色で有名な台北郊外の淡水まで行ってきました!
淡水の景色についてはmasayuki502さんが素敵な記事を書かれています。
今回は夕焼けの景色のついでにいろんなものに乗ってきましたので、乗り物紹介を兼ねた記事としてまとめたいと思います!
・今回の旅程
・電動スクーターでGO!
・「淡海輕軌」に初乗車!
・「YouBike」で漁人碼頭へ!
・漁人碼頭で夕焼けを!
今回は台北市内から淡水の目的地まで、大きく分けて以下の3つの行程で回ってきました。
①ホテルがあったMRT松江南京駅付近から紅樹林駅まで
②紅樹林駅から崁頂駅まで
③崁頂駅から漁人碼頭まで
淡水へのオーソドックスな旅程としては、都市交通システムであるMRTに乗って淡水駅まで行って、そこから淡水河沿いを散策するというのが一番です。
ですが、今回は「乗りたい乗り物」があったので、少し変わった旅程をたどってみました。
淡水で夕焼けを見ようと思った15時半ごろ。
まずは台北駅からほど近い、MRT松江南京駅付近から淡水に向けてスタートします。
ここからMRTに乗れば、乗り換えも含めて1時間ほどで淡水駅まで行くことができます。
ですが、この日はすっきり晴天。
せっかくいいお天気なので…
WeMo Scooterについては以下の記事に書き留めましたが、台北市内で展開されている電動スクーターのシェアリングサービスです。
目的地の淡水は台北市外なので、そのままこのスクーターで行くことはできません。
ですが、地図を見ると、淡水駅の3つ手前の駅付近まで行くことが可能でしたので、まずはそこまでスクーターで行くことにしました。
途中、「占い横丁」があることで有名な「行天宮」を横目に見ながら、スクーターを走らせていきます。
この日は本当にいいお天気でした。
スクーターを走らせること小一時間、MRT關渡駅付近に到着。
電動スクーターをスクーター置き場に返却し、MRT紅線に乗り込みます。
MRTに揺られること2駅、終点の淡水駅のひとつ前、紅樹林駅で下車します。
終点のひとつ手前で降りたのは、2018年12月に完成した「新たな乗り物」に乗りたかったからです!
この紅樹林駅は別の路線への乗り換え駅となっています。
その「別の路線」とは「淡海輕軌(Danhai LRT)」です!
「輕軌(LRT)」というのは、いわゆる「ライトレール」と呼ばれる乗り物で、新たな都市交通システムとして日本でも注目されていますよね。
この淡海輕軌は2018年12月に、紅樹林駅から崁頂駅までの「緑山線」が開通したばかりだということだったので、早いうちに乗ってみたいと思っていました!
同じように思っている人も多かったのか、ホームは観光客と思われるような人で溢れていました。
駅は淡水河の近くに高架駅として設置されていますので、景色もキレイです。
少し待つと、列車がホームに入ってきました。
車内も割とコンパクトです。
まだまだ新しい車両だったので、なんとなく「新品の香り」がしました。
このライトレールが走るルートは淡水河沿いから山の方に向けて登っていく感じで、淡水郊外の住宅街を走り抜けていきます。
実は10年ほど前にこの付近に住んでいたので、その時にライトレールができていたら便利だっただろうな〜と思いつつ…
しばらく乗っていると、いつの間にか路面を走っていました。
紅樹林駅から20分ほどで終点の崁頂駅に到着します。
新品の車両、今しか見れないのでしっかりと目に焼き付けておきます。
終点なので待機中の車両も。
駅の雰囲気はこんな感じ。
しばし駅の風景を見ながら佇んでいましたが、ふと時間を見ると、17時30分。
海側に行かないといけないのに、ここは山の上。
そこでどうするのかというと…
ここからシェアサイクルに乗ります!
台湾のシェアサイクルと言えば「YouBike」!
YouBikeの使い方については、ダダさんの「ちょっと台湾いってきます」ブログの以下の記事にわかりやすくまとまっています。
台北市内だけではなく淡水にもいろんなところにスタンドが立っているので、駅周辺を探します。
台北のMRTを乗る時に使うICカード「悠遊卡」を使ってレンタルします。
簡単に借りることができます!実は初体験!
ここでも電動スクーターが乗れたら楽なんですけれど、ここは山の上!
海側に向かってただただ坂道を下っていきます!楽ラク〜
とは言え、急がないと夕日が沈む〜と思いながら、かっ飛ばしていくこと15分…
ようやく目的地の「漁人碼頭(Fisherman's Wharf)」に到着しました!
なんとか夕日が沈み始めたころに到着しましたので、自転車を返却スタンドに立てて、橋の上に向かって走っていきます。
なんとか写真に収めることができました。
対岸の橋の上にも人がたくさん。
あちこち移動すること2時間半…
足も疲れたし、お尻も痛くなっていましたけれど、この景色を見ることができて、ココロもカラダもすっかり癒されました。
でも、さすがにもう自転車に乗るのは辛かったので、帰りはMRT淡水駅までバスに乗って帰りました^^;
いろんな乗り物に乗って観光地を回ってみると、また違う景色に出会えて楽しかったです!
台北市内も含めて、台湾ではいろんなところで「新たな乗り物」がいろいろと整備されるようになってきています。
ちなみに淡水では、対岸の八里へ向かっていく淡水河を渡る船にも簡単に乗ることができますよ。
観光地の楽しみ方のひとつに、こういう楽しみも加えてもらえれば嬉しいです!