昨年の仮想通貨の暴騰を受けて、一部では仮想通貨=一攫千金の道具みたいな印象がついてしまっていますが、実際にその仮想通貨で最も富を得た人物とは誰なのでしょうか?
今回の記事では、仮想通貨界隈で総資産が多い人物ランキングトップ5をご紹介していきます。
5位:ウィンクルボス兄弟
第5位にランクインしたのはウィンクルボス兄弟(キャメロンとテイラー)です。彼らはビットコインの総供給量の1%に相当する枚数を保有しているとベンチャーキャピタルプロジェクトのローンチ時に発言しています。
ここ2年間の彼らの仮想通貨産業への貢献を見るに、ウィンクルボス兄弟がこれだけの資産を保有している事に疑いはないでしょう。
4位:Changpeng Zhao
続く第4位にはBinance(バイナンス)のCEOであるChangpeng Zhao(CZ)氏がランクインしました。ここ一年間で仮想通貨取引所をゼロから立ち上げ、世界最大規模にまで押し上げた立役者は14から20億ドル(およそ1570から2200億円)ほどの資産を抱えていると予想されます。
Binanceは1日の平均取引高が1000億円を超えるなど仮想通貨界隈において存在感を放っています。
3位:ジョセフ・ルーバン
そして、第3位にはEthereum(イーサリアム)の共同設立者のジョセフ・ルーバン氏がランクインしました。現在はイーサリアムのブロックチェーン開発を行うConsenSysという企業のCEOとして活躍しています。ルーバン氏の資産はおよそ50億ドル(5600億円)と推測されています。
2位:クリス・ラーセン
2位の座はRipple社の共同設立者であり、会長でもあるクリス・ラーセン氏に贈られました。同氏の資産で大きな割合を占めているのは他でもないXRPであるため、価格変動によって資産額も大きく変わってきます。昨年の高騰時にはラーセン氏の総資産は80億ドル(約8500億円)にも相当していたようです。
1位:サトシナカモト
そして映えある第1位はビットコインの生みの親、サトシナカモトという結果になりました。しかし、この順位はあくまでサトシナカモトに紐づいているウォレットが100万BTCを保有しているという情報に基づいたものです。
しかし、これらのコインは政府や組織からの管理体制の元にあるため、移動させる事ができないようです。
昨年のお祭り相場の際にはこのウォレットは170億ドル(約1.9兆円)以上の価値がついており、仮想通貨の生みの親の存在の大きさを感じさせてくれます。
今回紹介したランキングは価格が大きく変動する仮想通貨を元に算出されています。そのため、特定の通貨の高騰で順位が完全に入れ替わる事もありえますのでご了承ください。
記事ソース:Chepicap