
GACKT氏が広告塔を勤めていた事で知られる仮想通貨、Spindle(SPD)の運営会社がオフィスを東京からロンドンへと移転させる事を発表しました。
Spindleを発行するBlack Star社は今月15日を持って本社オフィスを東京からロンドンへと移転させる事を公式に発表しました。同社は現在、金融庁によって捜査下に置かれています。
同社はホームページ上で以下のように説明しています。
「テクノロジー、デザイン分野に精通する我々のパートナー拠点が欧米に多く、彼らとのコミュニケーションを密にしていきたい」
「昨今の日本での金融界における規制や投資に対する考え方などを考慮した上で、日本でのビジネスをこれ以上拡大していくことは困難」
Black Star社は歌手であるGACKT氏をSpindleコインの広告塔として起用する事で、コインの知名度をあげる事に成功しました。プレセール中のコインの価格は30円ほどでしたが、上場された後には0.4円ほどまで下落しました。
一方でGACKT氏ら販売者側は上場直後に多くのコインを売り抜け、多大な利益を得たと報道されています。また、野田総務相との「金融庁圧力問題」も話題になり、批判する声も多く聞かれます。
さらに、プレスリリース内の以下のようなコメントから、GACKT氏を広告塔から外し、「全てを無かった事にする気なのでは」との推測も上がっています。
「これに伴い、プロジェクトに関わるアドバイザー人事等にも変更を入れ、一新していくことも今後お知らせいたします。」











