The Blockにて仮想通貨研究者を務めるSteven Zheng氏は300のICOをリターン率で評価したリストを公表しました。
リストには調達額、公開日、トークンの価格、現在の価格、リターン率が記されており、仮想通貨投資家は必見のものになっています。
驚くべき事に、Lympoは今年の2月にローンチされたばかりの非常に若い通貨です。しかし、それでもLympoは下げ相場の中で利益をあげています。
昨年12月に公開されたKyber NetworkやTelcoinも下げ相場をなんとか乗り切り、利益を保持しています。
上記の4つは全て2018年にローンチされたばかりのプロジェクトたちです。人気のあるプロジェクトは、下げ相場の中でも多大な利益を出しているようです。
ICO開始前から世界中で注目を集めていたPundi Xはその期待を裏切る事なく、成功を納めています。
リターン率が100%を超えてくると、仮想通貨投資家に親しみのある名前が増えてきます。
おそらくZilliqaはこのランキングにおける主役と言っても過言ではないでしょう。同通貨は今年の1月に公開され、リターン率は驚異の1000%越えとなっています。
一方で、あまり知名度がない通貨でも100%以上のリターンを叩き出しています。
Stratis
StratisのICOは2016年に行われ、1トークンの価格は0.007ドルでした。2017年9月11日時点でのSTRATトークンの価格はおよそ1.36ドルに達しており、この時点で19371.43%のリターンを達成しています。
Spectrecoin
この通貨はおそらく多くの人にとって予想外な結果でしょう。XSPECはCoinmarketcapにおいて時価総額TOP100にすら食い込んでいません。しかし、この通貨が300のICOの中で二番目に利益を生み出している事に変わりはありません。
XSPECは2017年1月に0.001ドルで売りに出され、現在は0.22ドル付近で取引されています。これは24400%ほどのリターン率になるとZheng氏は計算します。
Ethereum
この通貨は仮想通貨界隈に身を置いている人であれば誰もが知っている通貨で特に驚きもありません。しかし、年間の最低価格を割った今もETHは利益を出し続けています。
今年の9月11日時点で185.52ドルで取引されていたETHはICO時の値段から計算するに59552.73%のリターンをもたらしています。