「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(188)
「性的欲求満たすため幼稚園教諭に」と計画性指摘 強制わいせつ罪で被告が起訴内容認める(松江市)
島根県松江市の元幼稚園教諭の男が、幼児に対する強制わいせつの罪に問われている事件で、男は6日の初公判で起訴内容を認めました。 起訴されているのは、松江市の元幼稚園教諭の小谷友貴被告。小谷被告は、松江市内の幼稚園や送迎バスの車内で、幼児の下半身を触ったとして、これまでに3件の罪で起訴されています。
これがニュースになるということは、世間の人は
「教諭がそんなことをするはずがない」
という前提があるから。
しかし「教育学部」を卒業して同級生に教師が多い私には不思議でも何でもない。それに、幼稚園だけではなく中学・高校でも性的欲求を満たすために“学校の先生”になった人がいる現実を知っている。
エロ教師の事件が続発しているけれど、私は「そりゃそうだ」くらいにしか感じない。
脱衣所などで女子児童の裸を撮影したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反に問われた元裾野市立富岡中学校教諭の男(35)(懲戒免職)に対し、静岡地裁(国井恒志裁判官)は6日、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。
私は京大をはじめとする旧帝や国立大学医学部をめざす生徒を指導させてもらっている。そういう優秀な生徒の子たちは、学校の教師の学力が不足しているので授業を聞いていない。それに、教師の性格の欠陥を口にする子も多いのです。
多くの教師は、中学・高校・大学と進みそのまま学校勤務の方が多い。つまり、学校以外の世界を知らない。その結果、大人社会の常識に欠ける人が多い。少々“変人”でもプロ意識が徹底していれば救われる。
■「大人の事情に巻き込んでしまった」離婚後の生活と娘への想い
小学校1年生の娘を持つ四葉さんの物語が元になっている漫画『夫の不倫相手が娘の担任として家庭訪問してきた話』は、夫が娘の担任と関係を持ってしまった実話が描かれている。2人の関係に気づいた四葉さんが、学校の「個別面談」の際にもう会わないよう忠告するが、それでも聞く耳をもたなかったようだ。
しかし、生徒に学力不足を指摘されては教師失格。生徒を性的欲求の対象にするなんてのは論外。最近は、教師志望の若者の減少が甚だしくて県によっては倍率が2を切っている。これでは、おかしな人が教壇に立つのも仕方ない。
予備校や塾業界も同じ問題をかかえているけれど、民間は生徒や保護者の支持をうしなったら存続できない。だから、淘汰が働く。公立学校には淘汰の法則が働かないだけではなくて、問題のある先生の事件も隠ぺいするからね。
高木繁美
「高木教育センター」塾長。名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。