キリスト教国で産業革命が始まったのは偶然ではない。
サミュエル・スマイルズというイギリス 人が書いた『自助論』に書いてある言葉。
「天は自ら助くる者を助く」
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私の塾が9年連続「京大合格」が実現できている理由は、私の指導方法にある。難関校に合格できる子はよく言う。
「先生、絶対に答えを言わないでね!」
どうしても自分で解きたいのです。
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でも、解けない。そういう時は“絶妙のヒント”が必要になる。たとえば、最短距離の問題で悩んでいる子がいたら窓に目をやり
「光って波なのかなぁ、物質なのかなぁ、ガラスを通り抜けてくるし」
と言ってやる。すると、たいてい
「あっ!」
と言う。
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光は最短距離を通って進む。だから、
「光の反射の作図を用いれば、あとは三平方の定理で・・・」
と気づく。
ところが、そのヒントに気づかず
「先生、数学の質問をしているのに関係のないことを言わないで下さい!」
とクレームを言う子もいる。
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そういう子は、最初から最後までこちらが解説するのが勉強と信じている。そして、先生の言ったことをノートにとって暗記するのが試験準備と信じている。その勉強方法で小学校では“良い子”だったわけだ。
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その成功体験から抜け切れず、中学校から高校まで来てしまう。もはや、その方法ではライバルの生徒に勝てないことに気づかない。こちらも説明を試みるのだけれど、たいていはうまく行かない。
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勉強というものを、「聞く・ノートにとる・覚える」と信じてしまうと「考える」という過程がすっぽり抜け落ちる。ところが、旧帝の入試問題にはそのような決まり切った手法で対応できるほど甘くないのだ。
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大学も企業も、世の中で高く評価されるのは自律的で思考力や工夫ができる人材であって、言われたことしか出来ない人は近いうちにロボットに負ける。AIができる仕事を人間がやる必要はないからだ。
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ダメダメ生徒の特長は
「先生、何をすればいいのか指示して下さい」
とばかり言うこと。家で真剣に勉強していたら、質問があるはずなのに指示を待つばかり。
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世の中には指揮官もいれば、ソルジャーも必要だからこれでいいのだろう。私は人に使われたり、搾取されるのは嫌なので勉強したが、兵隊さんになりたい人もいるのだろう。
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サミュエル・スマイルズの
「天は自ら助くる者を助く」
という台詞は言うまでもなく、新約聖書―マタイ伝・七に出て来る、イエスの言葉が元になっている。
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう」
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受験勉強は、その人の人生観がそのまま出てくる。失敗する子は、指導方法が悪いというより他人のアドバイスに全く耳を貸さない自分の態度が原因であることが多い。しかし、八つ当たりする人に助言を与えても逆恨みされ悪評をばらまかれるので放っておく講師が大半だ。