「京大王」にオレはなる!
アメリカ滞在経験のある英検1級、京大8割の英語講師が指導したら、10年連続京大合格(うち医学部医学科4名)。 (cocolog-nifty.com)
こうした問題で京大医学部に合格するには、得点率が8割以上必要です。多くの受験生の方が誤解していますが、こういう英作文で8割を超えるのはどういう人でしょう?
1,「京大卒なら大丈夫?」
いいえ。京都大学のボーダーは65%程度(年度変動あり)。合格者の平均は毎年70%程度です。あなたの先生(予備校講師)が京大卒でも8割を狙う医学部受験生の指導には、英語力が足りません。
2,「英検1合格なら大丈夫?」
いいえ。私は英検1級に合格していますが、英検スタイルで解答を書いたら70%程度の得点獲得率しかありませんでした。英語検定の問題は、和訳と英作文だけではありません。過半数の問題は、穴埋め選択問題で出題形式が京大二次試験とは大きく異なります。
3「TOEIC満点なら大丈夫?」
いいえ。TOEICは、リスニング100問、リーディング100問、合計200問に答えるマークシート方式の客観テストです。和訳と英作文で評価される京大二次試験と、出題形式が大きく異なるので、TEIC満点でも、京大二次の対策を指導できません。
4,「帰国子女なら大丈夫?」
いいえ。皆さんは日本生まれの日本育ちで、日本語がペラペラかもしれません。では、全員同じ日本語レベルは同じでしょうか?英語の日常会話が話せることと、入試の場でライバルを打ち負かすレベルの英語が書けることは別問題です。
以上のことは、多くの教師や塾講師のように勘で書いているのではありません。私は、実際に京大二次を受けて確認しました。
私は名古屋の7つの有名予備校や塾で14年間英語講師をさせてもらいました。そこで、多くの英語講師に出会いました。また、Z会の「京大即応」コースを8年間やって六段認定証をもらいました。そのような経験とデータに基づいて書いています。
統計が示すように、日本の高校では英語教員の半数しか「英検準1級以上」のレベルにありません。論外です。ここ三重県の県立トップの四日市高校の上位10位以内に入る生徒も多く指導させてもらいましたが(京大医学部4名合格)、現役の頃は神レベルと思った最優秀の生徒の英作文も今では未熟に見えます。
皆さんは、河合塾、駿台、東進、Z会が毎年発表する「解答速報」の和訳や英作文を比較されたことがあるでしょうか。解答はみんなバラバラです。受験生の方、保護者の方は大規模で知名度の高い予備校や塾の解答なら満点を取れると勘違いされています。
京大医学部に現役合格する日本でもトップクラスの生徒の得点率は82%程度であることをご存じでしょうか。満点なんて、ありえないのです(私は81%)。
毎年、間違った指導を受けたために医学部を不合格になり、悔し涙を流し浪人する費用100万円以上を無駄にする生徒があまりにも多いので書かせて頂きました。