この記事は、こちらの記事の続きです
前の記事では、あらゆるネタを閃くための正しい手順(アイデアの公式)の概要と、情報元の本(アイデアの作り方)をご紹介しました。
アイデアの公式とは、以下の3つのステップ
①(資料を)集める
既存の要素となるあらゆる資料を一箇所に集めて俯瞰する
②食べる
集めた資料を咀嚼して、脳に食べさせる(インプットする)
③寝る
脳を休めるために、しばらく問題を放置したり、ボーっとする
やや抽象的ですね。今回は例を交えて、もう少し具体的に解説します。
尚、この本「アイデアの作り方」には実は具体例があまり書かれてないので、以下の例は主に私の解釈です。
言葉も分かり易さ重視で、簡単な表現に変えてます。どう違うか気になる方は、本を読んでみて下さい。
記事のネタや企画アイデアを出したい場合、まずは対象のテーマを決めます。
今回は仮に、ハンバーガーをテーマとしましょう
それでは、アイデアの公式の3ステップについて、それぞれ掘り下げて説明します。
この本によると、特殊資料と一般資料の2種類の資料が必要です。
・特殊資料とは?
テーマに直接関係する資料の事
例)ハンバーガーに関係するあらゆる情報
ハンバーガーの種類、味、値段の違い、トレンド、生産者や顧客の声、原料、お店、etc
・一般資料とは?
テーマに関係ないあらゆる資料の事
例)インスピレーションを刺激する情報何でも
絵画、音楽、小説、ニュース、文化、歴史、家具、料理、ビジネスモデルetc
範囲が広過ぎですが、アイデアを出したければ常々あらゆる事に興味を持っておくと役立つという事のようです
要するに特殊資料との組み合わせの要素になればよいので、百科事典や図鑑があればパラパラめくるとか
何もなければその場で目につくものや思い着いた単語を片っ端から箇条書きにするとかでも良いかと
資料集めのポイントは、紙などで手元一箇所に集めて、全てを俯瞰出来る状態にする事
集めた資料を眺めたり、分類したりして遊んで、集めた資料に手を加えて思考します
オススメは、ブロックメモや付箋に、一枚毎に一言で要約(商品名とか絵のタイトルとか)を書き写して、カードを作る方法です
↓
俯瞰して、カテゴリ毎に並べ替えたり、目次を作るつもりで構造化したり、スクラップブックやマインドマップを作ったりして、情報を咀嚼します
テーマと資料の事をしばらく(1日位)完全に忘れましょう
文字通り寝たり、瞑想したり、運動したり、自然の景色を楽しんだり、ペットと遊んだり、音楽を聴いたりして、
気を散らしてる内に、脳が勝手に閃いてくれるのを待ちます
何か閃いたら、どんなアイデアも否定せず、その都度思い付く端からメモります
初めは弱々しく拙いネタかもしれませんが、批判は後回しで
まずは数を出して、イケそうなアイデアから大切にブラッシュアップしてあげましょう
このアイデアの公式
①集める→②食べる→③寝る
の手順のように、大量にインプットして、一旦考えてから、しばらく間を置くと、閃きが訪れやすいと言われています。
何故でしょうか?
この本は、あくまで広告マンの経験則に基づくものですが、最近の研究によると、ちゃんと科学的にも理にかなっている事が分かっています
また長くなったので今回はこの辺で
次回はその辺の理屈を、もう少し詳しくまとめる予定です
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