1年半ぶりに観戦しに行ってきました。コロナ禍もあって、なかなか行きたくても行けない状況でしたが、ワクチン接種も無事終わり、行ってみようといった所です。
PRIDEの頃から、格闘技好きの自分ですが、UFCに売却が決まってから、日本の総合格闘技の元気が無くなってしまい、寂しい状況でした。
そんなこんなで、RIZINが始まって、もうナンバータイトルは30に。
最初の頃から見ていた自分にとって、久々の観戦で感じたのは、若い人増えたな~っ。て、思いました。人気YouTuberの影響でしょうか?最初の頃はホントに格闘技好きな人が多かった印象ですが、幅広い世代に受け入れられ、徐々に盛り上がり始めたのは嬉しい限りです。
さて、せっかく生観戦できたので、何試合か感想を書いてみたいと思います。
太田選手はレスリングから転向で総合2試合目、久保選手はK-1からの転向で総合1試合目、まさに異種格闘技!と試合前から期待していました。
試合内容はと言うと、レスリング仕込みの太田選手のタックルを久保選手が防ぎきれず、常時マウントでの膠着が続き、エンターテインメントとしては消化不良気味の内容でした。入場時のサラちゃんが一番盛り上がったかも。
一時、勝てない時期が続いていた矢地選手ですが、ジムを KRAZY BEE から変わって、入場曲も SOUL SCREAM の花と蝶⇒HIDE の ROCKET DIVE へ。。。
何か心境の変化があったのでしょうか?試合内容も以前のお祭り男の頃の様な勢い任せで勝ち切る物ではなく、しっかり対戦相手の武田選手の対策をして総合格闘技をやってました。
試合前日はKIDさんの命日で、弟子の矢地選手の対戦相手は宮田さんの弟子の武田選手。初手はとび膝蹴り何だか、ジワッときますね。
それにしても、武田選手は黒かった。
バンタム級トーナメントは、元谷選手を一番応援していたのですが、残念な結果に。瀧澤選手(以降、TikToker)が、勝ち切りましたね。本人曰くダークホースとの事。。。
会場では、瀧澤選手のセコンド?大沢ケンジさんの声が凄い響いていました。
大会前から、塩試合と言われていた対戦カードですが、内容は格闘技好きのコアなファンには、良い試合だったのではないでしょうか? 大塚選の手が大会前のインタビューで、格闘技業界での自分の立ち位置を冷静に見て、キャリアの終盤を迎えていると言う様な回答をしていたのが、しんみりしてしまいました。ガンバレ!大塚選手。
あと、扇久保選手(以降、おぎちゃん)は、やっぱり安定してますね。対戦相手がレスラー系の選手には、めっぽう強い!
なんでしょうか?井上選手があっさり勝つかと思ったのですが、金太郎選手はあれだけ浴びたローキックは痛くないのでしょうか?ちゃんと痛点あるのか心配です。実際会場の中央ぐらいから見ていると、金太郎選手の打撃も当たっている様に見えるのですが、後でVTR見るとキッチリ井上選手は交わしていますね。あてられたのはボディーぐらい?
バンタム級グランプリは井上選手が本命視されていますが、今回は本人の性格も災いしてスタンドでの争いにが続き苦戦した印象でした。
大会会場では、自分の席の周囲は朝倉選手のTシャツを着た人が殆どだったので、やっぱり人気なんだなって、改めて実感しました。本人も大会を盛り上げようとKOに拘ったみたいですが、ヤマニハ選手も結構打たれ強かったですね。
ヤマニハ選手の左オーバーフックを見切れなかったのか、乱打になると朝倉選手が押し切れない場面が数回あり、判定まで続いてしまいました。最終試合でしたが、KOでは無くとも見ごたえのある試合だったと思います。
Yogibo presents RIZIN.30 試合結果一覧 - RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト (rizinff.com)
以上で大会の感想は終わりです。ちょっと判定が多かった所ありますが、久々の観戦で満足できました。次回はRIZIN ランドマークかな?MVPは昇侍選手(笑