死ぬ、約一ヶ月前。
緩和ケアの先生から、お話があって、そろそろ心の準備をお願いしますって言われたよ。
「大丈夫です。出来てます。」
って答えたよ。
血圧の低下。
尿量の低下。
本人の意識レベルの低下。
うん、当てはまる、
はまっちゃってる。
子ども達にも、パパが苦しそうにしたらトントンして「大丈夫、そばにいるよ」って声かけてもらうようにした。
それだけで落ち着いて寝れるみたい。
一緒にいるよって伝えたら安心するみたい。
2人とも、私の代わりに交代で隣にいてくれて、少し雑用ができる。
子ども達にとって、夫の最後がどう映るか、どう受け止められるか、ちょっと不安だけど。
私は既に、溢れんばかりの愛をもらっているので、子どもには私から渡そうかな。
子どもの事は、ぶっちゃけなんとかなるって思ってるから大丈夫。
でも、本当に心残りなのは、ママともっと一緒に過ごしたかったって事。
苦労ばっかりさせて、これから楽させてあげられるはずだったのに。あとちょっとの時間しかない。
わがまま言ってごめんけど、ほんの少しの時間も一緒にいたい。
と、泣けるお言葉を頂いた。
夫の手を握って、「ぎゅっぎゅっぎゅ」とすると、「ぎゅっぎゅっぎゅー」と返ってくるので、
「愛してるのサインかよーーーーw」
と私は笑って言った。夫は泣いていた。
古い?永遠でしょう?
穏やかな夜を守っていく。