2022.3.24 埼玉・群馬方面へ神社参拝へ。上里菅原神社参拝後、上里SA上りに外から入って「峠の釜めし本舗おぎのやの釜めし」調達(笑)。その後、参ってみたかった妙義神社へ参拝に出かけました。
国道254号線を西へ。「富岡バイパスシルキーライン」なるバイパスが走っていて快適でした。
妙義山がキレイに見えていました。相変わらずゴツゴツしていますねー。
妙義山は、300万年前までの本宿カルデラを形成(現在の下仁田付近)した火山活動でできた溶岩体。その後柔らかい堆積層が浸食され溶岩の岩体が露出したと考えられています。
「道の駅みょうぎ」より望む妙義山
「道の駅みょうぎ」から富岡市内方向では河津桜が満開でした^^
「道の駅みょうぎ」に車を停めて神社へ。鳥居をくぐり参道を登ります。
参道にある樹齢200年のしだれ桜
少し花開きつつありましたが・・・満開になるとキレイだそうですよ。
さらに進みます。
総門 安永二年(1773)の建造。もとは別当である白雲山高顕院石塔寺の仁王門。
ん?大杉の割に細いかなと思ったら、昭和46年に突風で倒壊した樹齢1000年の大杉の子孫でした。
銅鳥居
鳥居内より
波己曽社社殿(旧妙義神社社殿)
本殿、幣殿、拝殿からなり、旧本社と言伝えられ、明暦二年(1656)の建造と考えられる。最近まで本殿は波己曽社に、拝殿は神楽殿になっていて、幣殿は失われていたが、先年新材を補足して移築大修理、建立当初の姿に復原された。
下記HPより。
https://www.myougi.jp/keidai.html
波己曽社社殿の隣の厳島社
群馬県指定天然記念物の『ウラジロガシ』
社務所
宝物殿は閉まっていました。
本社へ。男坂165段を登ります。
途中に可愛い雪だるま^^
隋神門 右大臣と左大臣
隋神門 裏には赤鬼と青鬼
門の前より。
唐門 静寂の中で圧倒されます・・・・。
唐門は妻を唐破風にした銅茸平入りの門で、これらの建物の周囲は彫刻でもって埋められ、そのすばらしさは著名である。宝暦六年(1756)の建造である。
右記HPより。https://www.myougi.jp/keidai.html
唐門の中には・・・・
す・・すごい。こんな山奥にこれだけ煌びやかな拝殿が・・・。
本殿
妙義神社本殿・幣殿(へいでん)・拝殿
本殿、幣殿、拝殿は代表的な権現造りである。本殿は、拝殿と共に黒漆塗銅茸入母屋造りであり、拝殿は正面に千鳥破風をおき、その前に唐破風の向拝屋根を張り出している。宝暦六年(1756)の建造である。
妙義神社の建造物には、多くのすばらしい彫刻が各所にみられる。特に本殿の板壁部、欄間、暮股内、小天井、柱頭。拝殿では向拝部とのつなぎの海老虹梁に手のこんだ龍が見られるほか欄間、暮股内、脇障子。唐門では松に鳳風、松に雉の透彫、菊花葉の籠彫などがあり、ここにあげた拝殿の龍には上り龍と下り龍が対をなしている。また、鶴の彫刻、鷹ととんび、脇障子の竹林に七賢人、向拝の柱の根巻金具の彫刻等、何れも拝殿のもので、繊細或いは雄渾な技術は日光東照宮の彫刻師がここに来て彫りあげたと伝えられるようにその優美さをほこっている。
右記HPより。https://www.myougi.jp/keidai.html
本殿の真裏
雪がまだ残っていたのですよ。
この場所だけ、まるで他の空間から浮いているように感じました。
境内右手から降りた辺り、大きな切り株の中から次の世代の杉が伸びていました。
水神社 良い気の場です。
ここから奥の院へ向かいます。
と思いましたが・・・
奥の院まで上りも下りも鎖場の70分X2^^;; さすがに断念しました。
愛宕社
下りは女坂にて。
総門の辺りから、この鈴の音が境内に響き渡っていて、まるで四六時中、空気・空間を浄化しているかのようでした。
御祭神 : 日本武尊、豊受大神、菅原道真公、権大納言長親卿
妙義神社は、奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰白雲山の東山麓にあり、老杉の生いしげる景勝の地を占めている。
創建は「宣化天皇の二年(537)に鎮祭せり」と社記にあり、元は波己曽(はこそ)の大神と称し後に妙義と改められた。
そもそも妙義と云う所以は、後醍醐天皇に仕へ奉りし権大納言長親卿、此の地に住み給いて明々魂々たる山の奇勝をめで、明魂と名づけしものを後世妙義と改めたと思われる。
古くより朝野の崇敬殊に篤く、開運、商売繁昌の神、火防の神、学業児童の神、縁結の神、農耕桑蚕の神として広く世に知られ、関東、甲信越地区より参拝する者が多い。
江戸時代は歴代将軍を始め、加賀の前田侯外諸大名の崇敬篤く、上野東叡山の宮、御代々御兼帯御親祭の神社となり其の御宿坊を宮様御殿又は単に御殿とも称した。
現在妙義神社にて所蔵している宝物は、国指定重要文化財の絵巻物を始めとして絵画、彫刻、筆跡、金工芸、石器、化石等の外、舶来の珍品逸品に至るまで多数あり、
常時展示観覧に供されている。 下記HPより。
妙義山は、奇岩や怪岩が連なる圧倒的な存在感から、古来より、山全体が磐座として信仰されてきました。妙義神社の奥(白雲山隣の金剛山麓)に中之嶽神社が鎮座しています。この神社の方が磐座信仰の空気感が良く分かるかもしれません。2018年に参拝しています。↓
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