大前神社（栃木県真岡市）~本殿・幣殿及び拝殿は国指定重要文化財 #242

2022.4.5　神社参拝を兼ねて陶芸の町・栃木県益子町へ。最初に参拝したのは亀岡八幡宮（栃木県益子町）。その後、真岡の式内社・大前神社を参拝しました。

境内入り口　五行川沿いに鎮座しています。

一の鳥居　社号標には「延喜式内」の文字が^^

二の鳥居

三の鳥居

左に・・・！

おお！大きな恵比須様^^

大前恵比寿神社は平成元年１２月１０日に鎮座奉祝祭を斎行し完成した延喜式内大前神社の若宮社です。
日本一えびす様は地元有志の方々が大前神社に御奉納下さった御神像で、大谷石造りの台座の中には社殿が鎮座しています。平成元年１２月９日の夜、本社である大前神社より事代主神（えびす様）の御神霊を分けて頂く分詞祭を斎行しました。ですから、社名の通り御祭神は事代主神（恵比寿様）です。恵比寿様は大前神社の主祭神である大国主神（大国様）の御子神。https://oosakijinja.com/より。

四の鳥居

拝殿　豪華な色合いの拝殿です。元禄の初め(1688)に完成したと伝えられています。

御神木のスダジイ

『神力苑十社巡り』「幸せ参道」は本殿の裏側へ続いています。境内社お参りですね。

「瑞垣内特別拝観」本殿の裏側近くまで入れるようなので行ってみます。

本殿

白兎の装飾彫刻

本殿裏　ここから入ります。

美しいですね～^^

大前神社の由緒は神護景雲年間(767年～)にご再建されたと云われ、延喜式撰上の由緒ある神社である。現在の社殿は文禄2年の再建といわれる。その後、数回修理が行われ、中でも宝永の大修理で現存の彫刻類が出現した。藤田孫平治棟梁の下、島村円哲らの名工による。本殿は三間社で向拝があり、随所に唐獅子・龍・象・麒麟等の霊獣彫刻が施されている。特に、琴高仙人を始め神仙思想の彫刻が１２ヶ所在り、全国一の仙人絵彫刻がある。御殿全体に彩色塗装が多く施され、壁には華やかな地紋彫で彩られている。御殿様式も和様と唐様の折衷式で江戸時代初期の特徴をよくあらわしている。（平成30年12月25日重要文化財指定）https://oosakijinja.com/より。

大前神社（おおさきじんじゃ）は栃木県真岡市にある神社。式内社。旧社格は県社。
祭神[編集]
福の神「だいこく様」（大国主大神）
その御子神「えびす様」（事代主大神）
配祀神として天照皇大御神、八百万の神

氏子崇敬者から中古より「大前さま」「大前大権現」と呼ばれ、今日も古老は「権現さま」、多くは「大前さま」の名で親しまれている。

延喜式内大前神社の鎮座する聖地「大前（おおさき）」は、古代の口碑に「神代の霊地」と伝わる。大前という由来は、神地境内隣接の北地にかつて「芳賀沼」が存在し、その大突端に位置することから大前（崎）神社と称されたものである。神護景雲年中（767年 - 770年）に社殿が再建されており、一千五百有余年の歴史を持つ。平安期には、常陸国坂東の東叡山黒子千妙寺の末寺を別当寺として祀り、本社は神仏習合により薬師如来を配していた。また、承平5年（935年）平将門は承平天慶の乱を興すに至り、大前神社にて合戦勝利の祈願をし、勤行を五行川の御手洗に為したと伝わっている。中世、坂東の荒武者「紀清両党」の芳賀氏は、本社東に若色城を、次いで大前神社南に御前城を築き、22代芳賀十郎清原高定に至るまで大前神社社領守護職を兼ねた。

かつて例大祭には、「頭（とう）」と唱え、猪鹿の頭を供えた故事が伝えられており、神饌には鹿肉と鹿頭を献じたという。現在も、例大祭では鹿肉が神饌として供えられる。また、拝殿大床天井には三尾の神使の鯉が描かれ、拝殿天井には昇竜に権化した姿が描かれている。本殿にも、雌雄の鯉と琴音仙人の鯉が彫られている。神使の鯉にちなんで、心願が成就すると元気な鯉を神前に奉納し、祓いを受け御神酒を注ぎ、五行川に放流する風習が伝えられている。
大前神社 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』最終更新 2022年2月24日 (木) 14:16

大谷石の蔵

境内社のひとつ　バイク神社として崇敬を集める足尾山神社

ミツマタが咲いていましたよ。

天満宮

荒神社

江戸時代の賑やかな雰囲気に包まれているような明るい空気・空間の境内でした。

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