2021.12.22 綾瀬市へ用事があったので、少し足を延ばして気になっていた有鹿神社へ。
海老名の総鎮守です。
境内には大木が多いです。
鐘楼は昭和五十三年(1978)に再建されたものですが、神仏習合時代の香り漂っていますね。
拝殿
扁額に「有鹿大明神」とあります。この神社は、相模国で最古の神社で式内社です。神奈川県のへそ(中心)として、太古より大地から生命の息吹を発する地。 親しみをこめて「お有鹿様」と呼ばれてきました。
御祭神:
有鹿比古命(あるかひこのみこと)
有鹿比女命(あるかひめのみこと)
大日靈貴命(おおひるめむちのみこと)
有鹿比古命、有鹿比女命は、古事記・日本書紀には見られません。
神社の北の裏手は土手になっていて、相模川が流れています。
御神木のカゴノキ
境内社の諏訪社、稲荷社、八坂社
本殿の真裏には「相模国十三・・・??」の石碑
有鹿神社は相模十三社の式内社のうちでも最古といえる由緒を誇ります。
天気が良かったです。境内の空間は静寂、ゆったりとした空気が流れていました。
有鹿神社(あるかじんじゃ)は、神奈川県県央に流れる有鹿河(出典:『惣国風土記』による。現在の鳩川)沿いに形成された地域(有鹿郷)に鎮座する神社。奥宮は相模原市南区磯部に鎮座している。「お有鹿様」とも呼ばれる。一説には阿波の忌部氏が当地にて祖先を祀ったのがはじまりとされる[要出典]。
延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に記載されている相模国の延喜式内社十三社の内の一社(小社)とされ、さらに同国の五之宮ともされる[1]が諸説ある[注 1]。旧社格は県社格の郷社。
神社本庁包括下にあり、神奈川県神社庁に所属する神社である。現在、海老名の総氏神となっている。
寒川神社の由緒書に「有鹿老 (あるかのおゆ)」という「有鹿の先輩」「有鹿神社の方が由緒がある」という意味の記載がある。寒川神社ではその由緒書を亡失した(出典:『鷹倉社寺考』)。
この他、2017年6月10日にメディアに初登場したキャラクター『パンダ宮司』も有名である。有鹿神社 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月20日 (火) 21:55
境内に鎮座する有鹿天神社
幹が折れてそこから幹が二つに分かれたのでしょうね。不思議な形状の大木です。
「闇の世界」
う~む・・・これは・・・・???ググってみたら、有鹿神社の宮司の娘さんがなかなかユニークな方のようです^^
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その後、わずかに離れた場所にある有鹿神社・中宮へ。
「有鹿神社中宮は、新編相模国風土記稿に「天正三年四月別當総持院現住慶雄夢中に神靈の告ありて、神祠の東北池中に於て、石一顆を得たり」と記載される有賀神社の神体が出現した池の地」https://tesshow.jp/kanagawa/ebina/shrine_kamigo_ike.htmlより。
参拝しましたが池は枯れていたみたい?中宮の更に北の奥宮を目指します。
有鹿神社には、鳩川の水源を守る「奥宮」(相模原市磯部の勝坂に鎮座)、中流を守る「中宮」(座間市から海老名市上郷に遷座)、相模川の合流点を守る「本宮」(海老名市上郷に鎮座)があります。
ナビを見ると、どうやら勝坂遺跡公園の中にあるみたいです。駐車場に停めて鳩川に沿って歩いてみました。
木道の回りは水が流れていて湿地のようでした。良い感じのところですね~。
相模野台地とも呼ばれる。相模川が作った扇状地が隆起して形成された洪積台地である。西側の相模川に沿って、気候変動や海水面の変化によって形成された河岸段丘が発達している。
相模川沿いの段丘上には古くからの人々の生活の痕跡が認められるが、市域でも後期旧石器時代末の建物跡とされる田名向原遺跡や、縄文時代中期の大規模集落跡である勝坂遺跡や川尻石器時代遺跡、寸沢嵐石器時代遺跡が分布する。
相模原市 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年12月29日 (水) 19:43
有鹿神社奥宮 とても澄み切った空気・空間に鎮座していました。上に登ると・・・
縄文時代中期(約5000年前)の大集落跡です。大正15(1926)年、考古学者大山柏氏による発掘調査で発見された縄文土器は、立体的な装飾の文様や顔面把手(顔を表現した取っ手)などによって注目をあび、後に「勝坂式土器」として縄文時代中期のめやすとされました。
また、同時に発見された多くの打製石斧を、土を掘る道具と考えて原始農耕論が提唱されたことは、我が国の考古学史上、極めて重要です。
これは良いところです! またゆっくり来てみたい場所でしたよ。
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