2020.3.3 さて、いよいよ、加計呂麻島へ!
と云っても、対岸に渡るだけなので、わずか25分(笑)
「フェリーかけろま」10:20古仁屋発~10:45瀬相着 片道400円
それでも、船内は・・・・
まるですご~~~く遠出するみたい(笑)
湾内は穏やか・・・静か・・・^^
湾内を出て大島海峡へ
加計呂麻島
奄美大島は日本の縮図、加計呂麻島は奄美大島の縮図とも云われています。
あっという間に「瀬相」着。
加計呂麻島・瀬相の港前の「いっちゃむん市場」
「いっちゃむん市場」ぶら下がっているのはススキを束ねて作ったホウキですよ。
「島」といえば、やっぱり、ネコちゃん♪
「いっちゃむん市場」でガイドさんと合流。加計呂麻島探検開始~~♪14年前に来た時は加計呂麻島東部(生間・諸鈍)を中心に案内してもらいましたが、今回は西部、北部を案内してもらいました。というわけで、瀬相港から北上。まずは汽水域へ。
デイゴの木が印象的です。ブランコも良い感じ。
タンポポとはちょっと違う。ニガナにしては背が低く花がデカい。
オオジシバリ Ixeris debilis (キク科 ニガナ属)のようです。
和名は「地面を縛る」・・・・「大地縛り」ですな。東アジア原産の多年生キク科雑草で全国に分布。う~ん・・・今まであまり気にしたことなかったなあ。
ジュウニヒトエ???によく似ているなあと思ったら・・・・
オニキランソウ(シソ科キランソウ属)
九州(奄美大島、徳之島、喜界島、沖永良部島)エリアに分布。調べていたら、ジュウニヒトエもキランソウ属なんだ。背の高いキランソウ属もあるんですねえ。キランソウって地面に這って咲いているものだから。。。
ちなみに、こちらがジュウニヒトエ(2019.5.12 高尾山周辺)
さて「汽水域」です。
汽水域とは、河口付近や海につながる湖沼で、淡水と海水とが混じり合い、塩分が両者の中間になった水域。有名なところでは浜名湖などがありますね。
この青々した木は・・・・・「マングローブ」です。
実は「マングローブ」という名の植物は無くて、マングローブとは、熱帯および亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地にて植物群落や森林を形成する常緑の高木や低木の総称です。
で、マングローブの代表的な植物は「ヒルギ科」。日本には、ヤエヤマヒルギ、メヒルギ、オヒルギがあり、奄美大島ではメヒルギ、オヒルギが生息しています。
このヒルギ科の植物の生存戦略は実にユニーク。この汽水域に生息していたのは、
「メヒルギ」。
この細長いのはメヒルギの「胎生種子(葉を伸ばしてから地上に落ちて独立する種子)」
この先のとがった種子が、ポトリと落ち・・・・
このように突き刺さった場所で若葉を出して育ちます。大きくなると・・・
まるで、人が植えたかのようですねー。
続きます~~~
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