8月、三浦半島の磯でシュノーケリングをしていたら、な、な、なんか、目の前をふわふわと浮遊しています。む、む、む・・・・・
これは!!!! そうです、あの「ハナデンシャ」が浮遊していたのでした!!!
いや~、感激でしたよ。探そうとしても探せるものではないし(他のウミウシも同じか・笑)、前日、ネットで、何故か富津のハナデンシャの写真を見たところで・・・う~ん、幾つかの偶然(必然?)が重なって、この出逢いに繋がっているわけで・・・←意味不明か・笑
兎にも角にも、忘れらない、記憶に残る、素晴らしい一日となりました。
ハナデンシャ 50mm位
水面近くを浮遊していました。無理に浅場に着停させての撮影のため、全体的に膨らんでいて、二次鰓も小さいままです。浮遊体制の場合、全体的にふっくら膨らんでいます。腹足部分を丸めて「瓜」のような形状になって漂い移動するようです。
ハナデンシャ 50mm位
とりあえず捕獲してよ~く観察しました。水槽の中で落ち着くと全体的な膨らみが消えて、よりドーリスっぽくなります。二次鰓も大きくなっています。排泄物は髪の毛のように細い。
外套膜部分の紅い苺のような突起部分(7箇所?)の白い箇所が発光するようですね。
このような状態の形状を見ると、フジタウミウシ科だとよく解ります。
うっすらと内部が透けていて、前方の赤い部分と、その下の黒い部分の間に心臓があるようで、ドクドクと動いていました。2010.8
ハナデンシャ Kalinga ornata Alder & Hancock, 1864
動くLINEスタンプで作成した作品をアニメーションGIF化してみました。