古事記の勉強をしていて、式内社が頻繁に出てくるので、今後、関東エリアの式内社を意識して参拝に出かけようと思っています。が、関東エリアは少ないんですよね~。
式内社とは、延喜式神名帳(延長5年(927年))に載っている神社です。
こちらのhpを見ると、武蔵国の都内では大田区に式内社が集中していることが分ります。
ということで、東京都大田区に鎮座している磐井神社へ。
境内入り口 国道15号(第一京浜)に面しています。
手水舎
拝殿
御祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・姫大神・大己貴命
社格等:延喜式内社(小社)・郷社
『三代実録』によれば貞観元年(859)「武蔵国従五位磐井神社官社に列す」とあり、この神社を武蔵国の八幡社の総社に定めたといわれ、また平安時代(十世紀)に編纂された『延喜式』の神名帳に記載されています。
別名、鈴森八幡宮とも呼ばれ、当社の由緒書によれば、江戸時代には、徳川家の将軍も参詣したことが記されています。 万葉集の「草陰の荒蘭の崎の笠島を見つつか君が山路越ゆらむ」の歌にある笠島とは、万葉の時代の神社周成の地名であり、笠島弁財天にその名ごりを見ることが出来ます。 また、当社の境内に佇む一対の狛犬には、都内でも珍しく子獅子が合計で6匹もおり、子宝の象徴として親しまれています。
確かに、子だくさんですね~^^
753も文字がでかいです^^
本殿 境内裏側より
2つの石が社宝として伝えられており、神功皇后ゆかりの「鈴石」は打つと鈴のような音がしたことから鈴ヶ森の地名の由来になったといわれています。また「烏石」は江戸時代の書家 松下烏石(まつしたうせき)が寄進した鳥の模様のある珍しい自然石。石は非公開。
朝顔がキレイでしたよ。
神楽殿・海豊稲荷神社
海豊稲荷神社
笠島弁天社(弁財天)
存在感のあるイチョウのご神木です。
社務所
享保10年(1725)八代将軍吉宗によって拝殿・末社が造営。その際、拝殿造営の記念として、境内に2本のイチョウの樹を植樹されたようです。
御朱印 カッコいいですね~。
地理院地図の標高色分け地図です。昔は海に面していたのかもしれませんね。大田区の式内社はこの台地のヘリに集中しています。
曇天でしたが歴史の蓄積した場の空気・空間が心地よかったです。
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