アマチュア無線って知っていますか?
通称「ハム」。ハムの語源は諸説あって解りません。アマチュア無線界隈は、高齢化が進んでいます。
「知らない人と話をする」「海外の人と英語で交信をする」「電離層反射で思いもかけない地域や国の人と繋がる」「無線機やアンテナを自分で作る」など楽しみはいろいろなんですが、インターネットやスマホのおかげで、
それは「chat」「各種SNS」だったり「オンラインゲーム」や「PC組立」「プログラミング」などに置き換えられたのかなあ・・・若い人はほとんど知らないし、やりませんね。
ただ、最近では、災害時に携帯が繋がらなくなった時の緊急時無線や、ドローンでもアマチュア無線の免許が必要な場合があったりと、
ちょっぴり日の目が当たったりしている今日この頃です^^
昭和46年11月取得(当時小学6年) 今でもこの免許証なのです。48年も前の写真なのに・・・(笑
親に無理やり入れられたカブスカウト(小2~5年のボーイスカウト)の教本の中に
鉱石ラジオの作り方が載っていました。小3のときに秋葉原へそのラジオの部品を買いに行きました。
部品屋のオヤジに鉱石なんて今は売ってなくて「ゲルマニウム」なんだよと教えてもらった。
秋葉原は、今でこそゲーム、アニメ、ホビー系のお店で占められていますが、当時は家電店と電気部品店、また、ジャンク屋(米軍払い下げ製品・部品など)の店しかありませんでした。
ジャンク屋さんなどを見て回るのは、ワクワクしましたね~。まあ、オタクの走りみたいなもんで(笑)そんなんがきっかけて、真空管のラジオ、トランジスタラジオなどを作るようになって、その延長線上にアマチュア無線がありました。(オーディオへ向かう道もありましたが)で、小6の夏、一週間くらいだったのかな、講習会を受けて、
免許を取得し開局しました。小6~中3までは夢中で楽しみましたねー。インターネットや携帯の普及で、アマチュア無線の人口が激減しています。昔は、知らない人と話をしたり、海外の人と話をするにはアマチュア無線くらいしかありませんでしたからね。
「交信」の魅力以外にも、電離層の状態によってとんでもない地域と繋がったり、月面反射、人工衛星利用とか、手作りのアンテナを調整したり、コンテストに参加したり、と、一口にアマチュア無線といっても、楽しみ方はたくさんあります。
今でも、無線機があって、アンテナも上げているので、オンエア可能ですが、ほとんどやっていません。(が、昔の無線の仲間たちとは、ライングループなど繋がっていて、やり取りしています。)
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2016.8 アニメーション映画「君の名は。」(原作・監督・脚本:新海 誠)。
国内興行収入は250億円を突破、日本映画史上では歴代2位を記録する大ヒットとなっりましたねー。
このストーリーの途中で懐かしいアマチュア無線機が登場するシーンがあります。
これなんですよ。トリオ(現・ケンウッド)社製のTS-520
実は、我が家の屋根裏に同じ機種のリグ(トランシーバー)が未だあります。アクティブにやっていた時に愛用していました。
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ドローン飛行で無線免許が必要となるケース
すべてのドローンに無線免許が不要であるかといえば、そうではありません。ドローンは、一般向けのドローン(トイドローン、ホビードローンと呼ばれるもの)と、産業用ドローンやドローンレース向けのFPVドローンで周波数が異なります。
一般向けのドローンで使われている周波数は、「2.4GHz帯」。一方、産業用ドローンやドローンレース向けのFPV対応ドローンでは、「5.7GHz~5.8GHz帯」の周波数が使用されています。この「5.7~5.8GHz帯」の周波数が使われているドローンは、その周波数に応じて無線免許が必要です。
産業用ドローンに必要な無線免許
多くの産業用ドローンには、「5.7GHz」の周波数が使用されています。
産業用ドローンの用途は、点検・観測・航空測量など、さまざま。高解像度の画像を撮影できたり、長時間・長距離の運用ができたりといった特徴があげられます。
この周波数のドローンを使用する場合、『第三級陸上特殊無線技士』の免許が必要となります。
レース用ドローンに必要な無線免許
ドローンレースに使用されるFPV対応ドローンの周波数は、「5.8GHz」。
FVPとは、「First Person View」の略称です。レース中、FPVゴーグルなどを着用すると、ドローンに搭載されたカメラの映像をリアルタイムで見ることができます。
FPV対応ドローンには、『第四級アマチュア無線技士』の免許が必要。
というわけで、レース用ドローンも飛ばせるんだなあ。。。。いつかやってみようかなあ。。。。。。