こんにちは、meiです。
健康に関する話題はビューティ部門と判断して投稿させていただきます。
柿渋タンニンが新型コロナウイルスを不活性化させれという奈良県立医科大学の研究結果があります。
今では、各種の柿渋タンニンタブレットなども売れているようです。
私も外出から戻ったら、うがい手洗いの後に、柿渋タンニンタブレットを口腔内で唾液に溶けきるまで舐めるようにしています。
そんな中、京都の街中を歩いていつ見つけた老舗がこちら。
こここそは、伝統的な柿渋を売っているお店?
入りにくい雰囲気でしたが、思いきって扉を開けてみました。
なんと文政11年にこの地で創業したとあるではないですか。
しかし、売っているのは飲料用ではなく、主に塗料用の柿渋でした。
板などに塗るものです。
私はちょうど自分の机に塗るのにいいと思い、少し買い求めました。
一方の片隅には、飲料用も売ってはいました。
しかし、瓶持参でないと、小分けできないということでした。
「今、コロナ予防で人気でしょう?」
と尋ねますと、
「前もサーズのときですか。いっとき、買いにくる人が増えましたが、いっときでしたよ。今回はまだ押し寄せてはいませんよ」
と店主。
そりゃあまあ、文政11年からの老舗の歴史の中では、人類はいくつもの疫病にさらされ、やれ、これが効く、それ、あれが効くと、人は押し寄せては、去っていく。
火事や地震や津波と同じ、宿命的な徒花に過ぎないと言えるのかもしれません。
私は店主の落ち着いた対応を見ながら、そんなことに想いを馳せました。
「昔はここで作ってましたよ。今は仕入れていてあれは貯蔵用の樽ですよ」
と店主。
なんと、レジスターも年代物。
京都には時々、活きている博物館のようなお店があるものです。
高瀬川沿いには、桜がとても美しく咲いていました。