川は上流から下流へとまっすぐに流れているのではありません。
左岸から浅瀬の石の原を白濁させて右岸に流れたり、
淀みにとどまったり、渦を巻いたり、時には逆流さえしています。
すべての水分子は自遊です。
美空ひばりの「川の流れのように」も吉田拓郎の「川の流れのごとく」もそのことを詩にしていないなあと思いました。
タゴールはしているでしょうか。探してみたいと思いました。