VALUERの方から、≪研修医だったころのお話≫をしてほしいと言われ、
もうだいぶん前なのでおぼろげながらですが、
印象的だった出来事やエピソードを不定期で連載していきたいと思います(^^)/
いま研修医の子とか医学生の子とかが読んでくれると嬉しいなぁ(*´▽`*)
≪研修医時代のおぼろげな記憶 vol.1 ~まずは採血の練習編~≫
4月1日
オリエンテーション
いきなり働くわけではないと知って安心。
1週間ほどのオリエンテーションで電子カルテの使い方など学ぶ。
4/10頃から働き始め。
まずは、小児外科。
いきなりかなりマニアックな科。。
っと、その前に毎朝の採血練習。。
これがまず印象的にいまでも残っている事!!
しかし、患者さんにはほんと申し訳ないことした。
でも、誰しもがこの道通らないと一端になれないですよ!!
お許しください( ;∀;)
毎朝5時前に起きて、一人当たり10人くらい採血、研修医みんなで手分け。
2回失敗したら交代。
そんなルール。
みんな、お互い練習しまくって、ある意味うちまくってww練習していました。
私も、皆の腕借りたけど、なんとなくそれも悪い気がして、なんと自分で採血練習していました。
皆、「永江、よく自分できるなぁ、麻薬でもやってたんか?」
とか冗談半分に言ってましたが、採血が苦手だった私には、自分も痛みに耐える事も修行と思えたのです。
とにかく必死でしたね。
因みにいまでも動脈採血は得意ですが(これは一般の方がされることはほぼないと思います(^^;)、静脈採血(一般の採血)は苦手です( ;∀;)
採血や注射ってもちろん経験が大事だけど、センスってあるんです。
これ意外と知られていない医療界の常識です(^^)/