仮想通貨Howdoo（ハゥドゥ、UDOO）って？ソーシャルメディアやノード構築方法を解説☆

昆布森ちゃん
2019/01/19 15:00

　今回は、仮想通貨Howdoo (ハウドゥ、UDOO)を取り上げてみたいと思います。

　ユーザー、コンテンツ作成者、および広告主のための分散型ソーシャルプラットフォーム。ユーザーが広告収入から収入の一部を獲得できるようにすることを目的としてネットワークへの貢献から生み出される価値ネットワークを展開しているとのこと。

★概要

　ブロックチェーン基盤の分散型ソーシャルメディアプラットフォーム。

　ユーザ、コミュニティ、コンテンツクリエイター、広告主を完全に調和させて管理する新しい分散型の写真、ビデオ、投稿プラットフォームで、インセンティブ付与と報酬に独自性。競合にTwitch、Youtube、Periscope、Facebook Liveなど。ノードを構築数には125,000 UDOOが必要で、ノード構築時期に応じてフェーズ１(20%のリターン)～フェーズ３(12%)まであり。

▼公式によるHowdoo紹介動画

◎通貨情報

通貨名：Howdoo（ハウドゥ）
ティッカー：UDOO
総供給量：888,888,888 UDOO
循環供給量：89,691,366 UDOO
プラットフォーム：イーサリアム（ERC20）
マイニング：なし。ノード参加によるリターンあり
ICO価格：1 uDoo = 0.08～0.1 USD
トークンセール開始日： 2018/6/12
トークンセール終了日： 2018/7/12
取引所：CoinBene, Exrates
公式ウェブサイト：https://howdoo.io/
公式ツイッター：https://twitter.com/howdooHQ

　なお、ICO時はピンク系のロゴを使っていたようですが、その後リブランディングをお行い、現在のオレンジ系のロゴへ変わったようです。

★プロダクト、ソリューション

　2019年1月現在ベータバージョンへの登録が可能となっております。

　ご利用はトップページから「Try our Beta test」ボタンを押してもらうか、こちらからお願いします。ベータテストで投稿されたコンテンツはテスト完了時に削除されるのでご注意ください。

　ベータバージョンの機能は、写真、ビデオ、テキストベースの投稿の作成、投稿へのコメント、複数のチャンネルの作成と登録、ペルソナの作成、他のペルソナのフォロー、写真編集、ビデオと音声の再生。

　一応アカウントを作成してみましたが、デスクトップだとあまりUIはよくなさそうな印象でしょうか。なんといっても多言語の情報がすべて表示されてしまうデフォルト設定や無駄なスペースなどが気になりました。

　「Share your thoughts...」（あなたの考えを共有してください）っていう投稿スペースが面白いですね。ほとんどの人は写真をアップロードしているようです。

　以前わたしの記事でも取り上げましたが、競合にYoutubeやFacebookを掲げているようです。

　登録者数は2019年1月19日現在、45692人いるとのこと。本当か？？

★ノード構築方法

　ノードを構築することで、12%~20%のUDOOトークンを毎月付与されます。ノード構築には125,000 UDOOが必要となり、現在フェーズワンの期間なので先着250ノードに限り20%のリターンが約束されている状態のようです。

　ノード構築フローは以下の通りとなっております。

　まずは指定されたGoogleフォームに登録することから始めてください。12.5万UDOOの場合、現在の金額で187,500円（1UDOO=1.5円換算）といったところでしょうか。12.5万UDOOを1か月に渡り保有し続けている必要がある点にご留意ください。

★値動き

　現在までの値動きをコインマーケットキャップから掲載しておきます。

　2019年1月に入ってから少し動意づくような場面もあったようです。

　時価総額は確認時点で1.36億円となっており、CMCのランキングでは671位のようです。

★主要開発者

開発者の状況は以下の通りです。

★まとめ

　今回は新しいソーシャルメディアのHowdooを取り上げてみました。

　イーサリアムプラットフォームを使ったDAppsという位置づけで、文字や写真、動画を投稿できるSNSという意味ではALISと似たようなところはあるかもしれません。

　競合をYoutubeやFacebookに掲げるかどうかで印象がちょっと変わりますね。ALISの場合はあくまで文字を投稿するメディアで、Howdooは動画や写真がメインになってくるとのこと。IBM(MSP)と提携という点においても若干ALISと共通点があったりもするようです（と思ったけどALISはマイクロソフトでした）。

　特にHowdooの場合、いいねやチップ機能をつけていたり、ダイレクトメッセージ機能・グループメッセージ機能やチャンネル、ファンリストなどを通じてコミュニティ開発に力を入れていたりと既存メディアと差別化を図っているようです。

　ブロックチェーンが普及していくにはゲームやSNSの役割も大きいと思うので今後とも動向をウォッチしていけたらなぁと思っています。