こんにちは、みけ(@mikean66)です!
「仮想通貨」と「暗号通貨」、どちらも耳にするかと思いますが、なぜふたつの呼び方があるのでしょうか?
こちらを訳すと、
「crypto」=暗号
「currency」=通貨、流通貨幣
またcrypto currency自体も辞書に載っています。
「crypto currency」=暗号理論を用いて取引の安全性の確保、およびその新たな発行の統制をする仮想通貨である。
(参考:Weblio)
これをみると当たり前ですが、英語圏だったり海外では、「暗号通貨」という意味合いで使われています。
●日本のメディア(雑誌・書籍・ニュースなど)が仮想通貨という言葉で広めてしまった。
●日本で仮想通貨として大々的に知られたのは、マウントゴックス事件(Mt.GOX)である。
<マウントゴックス事件とは>
2010年に設立された仮想通貨取引所「マウントゴックス」が管理していた合計85万BTC(当時のレートで約480億円)と顧客からの預かり金28億円が失われた事件。社長のマルク・カルプレス氏はビットコインがなくなったことに対して謝罪をしており、ハッキング被害の方向で捜査が進むかに思われました。しかし、半年後の2015年8月に事態は急展開。社長のマルク・カルプレス自身が逮捕されることに。なんと、マウントゴックスへのハッキングに関する調査を進めていくと、ハッキングされた痕跡がほとんどなく社内での横領の可能性が強まったのです。マウントゴックス事件では、サイバー攻撃によるハッキング被害ではなくマルク・カルプレスによる横領の線で捜査が進み現在も裁判が続いています。→もっと詳しく知りたい方はこちら
仮想通貨という名称で認識が広まり、さらにマウントゴックス事件により、仮想通貨は「危険・詐欺」などのイメージが日本人の中に定着してしまいました。
「仮想」というと、皆さんは何をイメージしますか・・・(。-ω-。)?? そこにないもの、イメージの世界という感じですよね。仮想通貨は、ちゃんと使えるお金として存在してるんですけどね!手に触れることはできないけど、ちゃんと存在するデジタルマネーです!!
「仮想通貨」という言葉で浸透してしまっているからこそ、仮想通貨に参入していない日本人の中では、ぼやったした詐欺のイメージもぬぐいきれていません。
仮想と言われるから電子マネー(nanacoやSuica)なんかと勘違いされるんですよね。日本人の参入が海外に比べて遅いのは、この「仮想通貨」という名称のせいというのも、ひとつあると思います(;´д`)
かといって、今さら「暗号通貨が~」と知らない人に話をしても、それが仮想通貨のことだと知らない人もいるのです。
結局「仮想通貨」として浸透してしまってる以上、仕方なく仮想通貨をいう名称を使ってたりするんですね。
私もブログやツイッターなどでは、やはり通じやすい「仮想通貨」を使っています。
「暗号通貨」という名称を広めようとしていたり、暗号通貨という言葉しか使わない!という方もいらっしゃいます。本来の意味である「暗号通貨」が、一般的に使われる日はくるのでしょうか・・・・・?
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