初投稿です。ALISの使い勝手もわかっていませんが、毎日投稿を一か月続けたいと思います。6月26日をもって記事を書くことを辞めます。それまでの短い命ですが、よろしくお願いします。
軽く自己紹介をします。私は小中高と公立の学校で過ごし、一年の予備校生活を経て京大に入学しました。
当面の目標は、メディアの印象操作やpv稼ぎの記事によって生み出された『京大のイメージ』を微力ながら変えていくことです。誇張なしに見たままの現状を伝えることを第一に考えています。中には残酷で身も蓋もない事実が垣間見えてしまうことがあるかもしれません。その点だけはご了承ください。
私の記事のターゲットは、Ⓐ子育てをしている親御さんⒷ受験生Ⓒ幼少期から青年期にかけての淡い思い出を私と一緒に振り返りたい人々です。
該当する方はぜひ読んでいただけたら幸いです。
さて、肝心な初回のテーマは多くの京大生に共通するものについてです。
世間一般的に京大と言えば、『変人の巣窟』だとか『天才型の人が行く所』といったイメージが蔓延しているようですが、実際の所どうなのでしょうか。
私が一年間辺りを見渡した限りでは、残念ながら皆さんが期待される(自分も入学前までは期待していた)ようないわゆる『変人』はパーセントにして1%ほどです。残りの99%は日本中にいる大学生より少し賢くて真面目なただの平凡な学生です。もちろん私も99%のうちの一人です。
すなわち、今回のテーマである、多くの京大生に共通する特徴とは到底言えません。
残りの1%については別の機会に触れたいと思います。
話を本題に戻して、自分が出会った多くの京大生に共通していることとは何でしょうか?
パッと思いついたものを挙げると、
それは(もちろん自分の経験則によりますが)
①それなりの進学校出身
②なんやかんや予備校(特に浪人生)を利用している
というものです。
一応断っておきますが、100%ではないです。しかし少なくとも①②のどちらかに該当する人は、感覚的には95~99%くらいです。
また自分は予備校の回し者ではありませんので安心してください。
①は言うまでもありません。いわゆる『エリートコース』というやつです。高校受験、または中学受験でそれなりに頑張った人が多いのでしょう。
②はひょっとしたら意外かもしれませんね。勉強は一人でもできるものですし、今はYoutubeなどでいくらでもわかりやすい授業がタダで見れる時代です。年間100万円近くを投資してまで予備校に通うメリットがあるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんね。
①②から導き出される、ほとんどの京大生に共通する特徴とは
ということです。人間は弱く孤独な生き物です。常に他者との関係の中で生きています。そのため、自分は他者(=環境)に大きく左右されます。
どれだけ才能があっても、どれだけモチベーションが高くても、付き合う人たちが頑張ることを否定するような意識の低い人たちだったら、次第に自分もその影響を受けて腐り、彼らのように成り下がってしまう、というのは容易に想像できることだと思います。
実際いい中学や、いい高校などの環境に身を置けば、そこにいる人々の意識の質は自然と高くなります。これは本当です。もし自分が最初は周りの意識の高さに驚いていたとしても、いずれその環境のスタンダードが自分のスタンダードに切り替わっていきます。
予備校も同じです。実際にライバルと呼ばれる質の高い他者の大勢いる環境に身を置き、いい刺激を受けてモチベーションを保ち、お互いに成長していくものです。ただ授業を受けに行っているわけではないのです。
これらが言えるのは、10代は多感で右も左もわからないという特徴があるからです。
そんな10代に、質の高い他者に影響を受けた人が多いからこそ、京大生の大半が進学校出身で予備校利用者が多いと思います。
私が思う、親御さんが子どもにしてあげられることは、取り敢えずいい環境に子どもを置いてやる、または誘導してあげることです。それは勉強に限らず、多くのことに通ずることのように思います。あとは子どもが周りに影響を受けながら進むべき道に進むのを見守るだけです。
今日の短歌
十代の
子らがみな持つ
まっしろな
ノートに書くは
友の横顔