皆さん、初めまして。Asumaと申します。
今はどこもかしこもCOVID-19の話で持ちきりですね、今自分のいるオーストラリアでも飲食店はどこもTake-away-onlyの対応であったり、その他薬局やスーパー以外のお店も全て閉まっていて街が閑散としてきています。
日本でも、不要不急の外出を自粛するよう勧告がありました。
恐らく今、世界中の人がインドアにならざるを得ない。とまではいかずとも、家にいる時間が圧倒的に増えたかと思います。
そこで、普段は海外ドラマとかって何かやたらシーズン沢山あるし、長いし、同じような名前ばかりで取っ付きずらい…という方のために、この自粛期間を機会に是非、皆さんに海外ドラマの魅力をお届けしたいと思います!!
確かに海外ドラマの欠点(ハマればそう感じなくなりますが)として
•1話が長い(約50分程)
•シーズンが多い
といった点が挙げられるかもしれませんがそれは、一般の映画作品や、日本のアニメ等と比べているからで、海外ドラマには海外ドラマのテンポというものがあるのです。
逆に海外ドラマの良い点として、
•時間が長いからこそ演出やplotが細かく作り込まれている。
•複数シーズンに渡って見ているためキャラへの感情移入が半端ではない。
•日本のドラマと違い、製作費がとてつもないので1話毎がハリウッド映画並に豪華
といったところでしょうか。これらの点を加味すれば、上記の欠点も気にならなくるはずです!!きっと!!
海外ドラマの良し悪しを押さえたところで、早速作品を紹介していきたいと思いますが、今回は
•ヤメトマ度 => 脳内麻薬によって視聴を中断できなくなる度合い
•壮大さ => 文字通りの意味です
•ストーリー加速度 => ストーリーが軌道に乗りはじめるまでの速さ
•内容理解 => 内容の理解のしやすさ
個人的にこの4つの尺度で作品を評価していきたいと思います。では早速1つ目です!
1.プリズン・ブレイク
ヤメトマ度 ★★★★☆
壮大さ ★★☆☆☆
ストーリー加速度 ★★★★★
内容理解 ★★★★★
トップバッターはかの有名なプリズンブレイクです。海外ドラマを見たことない方でも名前だけは知っているんじゃないでしょうか。
話としてはまあ題名の通り脱獄ものなのですが、無実の罪を着せられ投獄された兄リンカーン・バローズを建築士でIQ200の天才である弟マイケル・スコフィールドが刑務所全体の設計図をタトゥーにして全身に彫り込んだ上で兄を助けるため脱獄を計画するという個人的に設定からしてどハマりした作品です。
刑務所のむさ苦しい男ばかり出てくる話ですが、緻密な計画が予定通り進んでいく爽快さその反面、不測事態に天才マイケルがどう対処していくか毎回ハラハラさせてくれるストーリー展開となっています。
これまでにシーズン5まで公開されています。
2.Game of Thrones
ヤメトマ度 ★★★★☆
壮大さ ★★★★★
ストーリー加速度 ★★★☆☆
内容理解 ★★☆☆☆
こちらもかなり有名かと思います(というか今回は有名どころだけを紹介していくつもりなので海外ドラマ上級者の方はご自愛ください💦)。
昨年(2019年)のエミー賞では、ドラマ作品自体の作品賞含め、主演男優など合計で最多の22部門でノミネートされて話題となりました。
こちらはなんといっても作品の壮大さや世界観の作り込みが魅力の一つです。CGなども惜しみなく使われており、一話一話にハリウッド映画のように作り込まれた映像美が感じられます。
世界観としては中世ヨーロッパを彷彿とさせる舞台に魔法やドラゴンなどが登場するダークファンタジーといったものになります。
上の内容理解の部分を見てもらえば分かるかと思いますがもう一つの特徴に設定の複雑さと言うものがあります。
Game of Thrones(以下GOT)ではウェスタロスという架空の大陸が登場し、その大陸に存在する7つの王国が熾烈な覇権争いを行うのですが、ここでこのウェスタロスでの歴史背景や各王家の関係などがストーリーの理解にとても重要になってきます。
登場人物も多く、最初の方はストーリー展開も緩やかなため、何本か他の海外ドラマを見てから挑戦すると良いかもしれません。
が、一度まとめサイトなどを見て設定が掴めると、GOTは一気に面白くなってきます。
各王家が共謀、裏切りを繰り返す、まさにThroneを争う壮大な政治ゲーム(with 魔法、ドラゴン)に徐々にのめり込んでいくこと間違いなしです。
3.ウォーキング・デッド
ヤメトマ度 ★★★★☆
壮大さ ★★★☆☆
ストーリー加速度 ★★★☆☆
内容理解 ★★★★☆
もはや海外ドラマといえば、な存在のウォーキング・デッドです。Huluなどが積極的に配信しているためか日本での知名度もかなり高いですね。
保安官である主人公リックは当時追っていた事件の犯人に銃で撃たれ、入院し意識を失っていました。目を覚ますと街は荒廃しており、ウォーカーと呼ばれるゾンビが蔓延る世界に変わっていた、というのが物語の冒頭になります。
部類としてはゾンビ系にはなるのですが、その本質は全くゾンビものではありません。
いわば世界が終末を迎えた後の究極のヒューマンドラマといったところでしょうか。
最大の魅力はそこにあり、世界の週末以降、各地で小規模なコミュニティができ始め、すぐにそのコミュニティ同士での資源の奪い合いが始まります。混沌とした世界の中で人が何を選択し、何を犠牲にし、何に苦悩するのか極限状態だからこそ、人間の本質が見えてくる作品となっています。
最新シーズンがシーズン10と中々見終えるのは大変ですが、この長いシーズンの中での各キャラクターの成長していく姿が見られるのも魅力の一つと言えます。
4.Money Heist(ペーパーハウス)
ヤメトマ度 ★★★★☆
壮大さ ★★☆☆☆
ストーリー加速度 ★★★☆☆
内容理解 ★★★★☆
こちらはいままでの作品とは違い、全編スペイン語(勿論英語、日本語の吹き替えもあります)のスペイン発の海外ドラマとなります。Netflixがグローバルな放映権を取り世界的に広まりました。
このダリの覆面が印象的で覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分もそうなのですが、プリズンブレイクといい、このMoney Heistといい犯罪の匂いのする話が好きな方は間違いなくハマると思います笑
"教授"と呼ばれる謎の男が様々な犯罪歴を持つ8人の男女を集め、造幣局を占拠する強盗作戦を遂行するというクライムサスペンスドラマとなっています。
8人は全員コードネームとしてベルリン、東京、ヘルシンキのように各国の都市名が与えられており、作中ではメンバー同士をそのコードネームで呼び合います。
この作品の魅力は、"教授"の完璧な計画犯罪が進んでいく爽快感や物語の進行に合わせて描かれる各メンバーの思惑や過去がストーリーに密接に絡んでくるところにあります。
まだシーズン3までしか出てないのですぐ最新話までキャッチアップできるのもポイントです!
5.ブレイキング・バッド
ヤメトマ度 ★★★☆☆
壮大さ ★★☆☆☆
ストーリー加速度 ★★★☆☆
内容理解 ★★★★☆
最後はブレイキングバッドです。こちらは他の作品とは少し毛色が違うというか多分日本では絶対制作されないであろう作品です笑
というのもこちら、あらすじとしては、
天才化学者であるウォルター・ホワイトは化学者としての成功を逃し、ニューメキシコ州アルバカーキの公立高校の化学教師をしていました。妻子をもつホワイトは家計に困窮しており、さらには末期の癌が見つかり医者から余命宣告を受けてしまいます。
家族や医療費のためにも多額の金が必要になったホワイトが始めたのは、
その天才的な化学の知識を使った超高品質な麻薬の製造だったのです。
この時点でおそらく日本ではアウトなんじゃないかと思いますが、ホワイトはさらに高校の教え子であるジェシーを売人として相棒にし商売を始めます笑
そして、一気にアンダーグラウンドの世界で通称「ブルーメス」という呼び名が付く程ホワイトの作った麻薬は流通し、徐々にメキシカンマフィアや麻薬カルテルのような団体と関わるようになり二人の人生が大きく変わっていきます。
魅力としては、やはり初期設定がぶっ飛んでいるところ、家族を思っての行動とはいえこの裏ビジネスで様々なものを犠牲にするホワイトの苦悩する姿や、裏社会には疎く一高校教師のホワイトが化学の知識を使ってなんとか難所を切り抜けるスリリングな展開などです。
最後に
まずは記事を読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
今回がALISでの初めての投稿だったのですが、何か間違いや、ご指摘がありましたら、教えてただけると幸いです。
また気が向いたら、もっとdeepなドラマも紹介できたらな、と思います。