今週のお題が「楽器」という事で、皆さん様々な楽器をテーマにそれに纏わるストーリーを語られていてAlisにこんなに音楽好きな方がいたんだ、と少し驚いています。
さて、単刀直入に言うとタイトルの通り今回一般の方に理解してもらうにはあまりにディープな内容となっていますが、「トロンボーン何それおいしいの?」な方もそんな世界があるのか〜と流しながら読んでもらえたら幸いです。
まず、トロンボーンという楽器についてですがサムネイルのような伸びたり縮んだりするいわゆる「金管楽器」の1つです。
こういうの。
でここからさらにbreak downしていきますと、
トロンボーンやその他の金管楽器はワインや車の様に産地によって色々と特色があります。
その中でも大きく分けると、
・アメリカ製
・ドイツ製
のものがあります。
この2つの違いとして、多分車をイメージしてもらうのが早いというか製造物としてかなり近いnationalityの様なものが感じられます(筆者の見解です)。
つまり、
マイスターと呼ばれる職人の手によって作られる、頑丈かつ精巧に作り込まれている。
デカい、大排気量だがパワフル(雑か)
⚠️自分で持ち出しておいてあれなのですが車の知識皆無なので各説明文は楽器としてのイメージとして置き換えてもらえると助かります💦
と、ざっくりこんなイメージ。
こと、ドイツ製トロンボーンはというと、
マイスターが1本1本手作りではんだ付けやパーツの切り出しなどを行い仕上げていきます。
勿論楽器なので本来の目的は演奏なのですが、私はドイツのマイスター達の魂の宿った楽器1本1本の造形美に魅せられ続けています。
具体的にどこに魂が宿るかと言うと、
管の周りにヘビ飾りという装飾が付いていたり、
ベルという楽器の朝顔の部分には様々な模様の刻印が入っていたりします。
また、金管楽器は亜鉛と銅の合金である真鍮から作られますがこの混合比率もその音色に大きく影響を与えると同時にビジュアル的にも大事な要素となっています。
この銅 : 亜鉛比率というのも魂の宿るポイントの1つです。
恐らく、大半の人はこれらの楽器の写真から魂を感じることはできない、というかそもそも興味がない人がほとんどかと思いますが世界のどこかにトロンボーンという楽器に魂を吹き込んでいる名工達がいて、それに魅せられる人間がいるという事が知ってもらえれば嬉しいです笑
ディープ過ぎるというかもはや場違い(?)なオレオレ記事をここまで読んで頂きありがとうございました🙇🏻
いないとは思いますが、ドイツトロンボーン愛好家の同志の方がいらっしゃいましたらご一報下さい。