どうも、雑記ブロガーのニルスです。
突然ですが!
オンラインノベルとしては日本最大級の賞「第5回ネット小説大賞」にてメディア賞を受賞、小説版の読者アンケートでは「続編を希望する」と答えた人が92%と、圧倒的支持を集めるサスペンスホラー作品『名前のない怪物』のコミカライズ版が発売されました!!
みんな知ってたかな!?!?
知らなかった人も今知りましたね!!!?!?
『名前のない怪物』はもともと、「小説家になろう」で連載されていた小説です(完結済)。
個人的に作者である黒木京也先生の作品が好きすぎて、作品について何度もTwitterで呟き、フォロワーさんにゴリ推しし、自分のブログでは3回記事にして、ツイキャスでは序盤を朗読するという狂信者っぷりを発揮している私です。
黒木先生にドン引きされてないか心配なところではありますが、「イラスト・マンガ」トピック解禁に伴い満を持してALISにも布教の矛先を向けました!!
というわけで今回はコミカライズ版『名前のない怪物』の魅力を語りたいと思います!!
ある日、音もなく僕の部屋に姿を現した、正体不明の怪物。
美しい少女の姿をとりながら、言葉も通じず、意思の疎通が可能かどうかも不明な「それ」は、少しずつ僕の生活を侵食していく。
また、怪物の出現と時を同じくして、連続猟奇殺人事件が巷を騒がせていた。
果たして美しくも不気味な「同居人」は、猟奇殺人と何か関係があるのだろうか――
いやね、私なりにあらすじをまとめようと思って、実際後述する私のブログでは記事の中で書いたんですけど、ぶっちゃけこっちの方がまとまっていて分かりやすいので引用しました……。
補足すると「僕」はレイくんという男子大学生です。
「怪物」と出会い、あらゆる面で侵食されていくレイくん。
僕の様子が少しずつおかしくなっていく様を訝しみ、心配をする親友と恋人。
崩れていく日常に、レイくんは抗うことができるのか……?
といった感じ。
原作の紹介文には「恐怖と謎とエロスが融合した、サスペンスホラー」という表現がありますが、原作を読破したファンとしては「恐怖と謎とエロスとスプラッターとバトル」あたりまで融合させてもいいんじゃないかと思います。
作画を担当されるのは『変則系クアドラングル』を手がけた漫画家・万丈梓先生。
エンタメ作品によく触れる方は、コミカライズのように別媒体で描かれることにあまり良い印象が無い方も多いのではないでしょうか?
漫画化する関係上、どうしても入れられない場面を切り捨てたり、エグい描写を忖度して修正したりといったケースどころか、ストーリーを改変して全く別物になってしまうケースもあり、そういう作品に触れた時のがっかり感ったらありませんよね!?
でもこの万丈梓先生は全くそんなことありませんでした!!!!(ついつい熱が入る)
もちろん漫画化する関係上、小説とは異なる制約・緩急の中で物語を展開しなければならないのとは思いますが、原作ファンからしてもかなり原作に忠実で、また、1行で書いてあるような小ネタもフキダシ外に描かれていたりと、原作をめっちゃんこ読み込んでいることが伝わってきます……!
新規の読者はもちろん! 原作ファンにも楽しんでほしいという想いが!! ページから伝わってきて!!! 胸が熱くなりました!!!!
原作を知らない方でも、作画は非常に綺麗ですし展開もコミカライズにありがちな妙な唐突感を感じさせない作りになっているので自信を持っておすすめできます!!
あでもすいませんすごく今更なんですが、ちょっと……いや結構グロいので苦手な人には厳しいかな……
ただ猟奇シーンがメインってわけじゃなく、この作品の一つのテーマは「人を想う気持ち」だと勝手に思っています!!
作者さんに「いや、全くそんなこと思ってなかったけど……」と言われちゃうかもしれませんが、私はそう思ってます!!
既に投稿された記事を拝見して、「イラスト・マンガ」ってクリエイター向けのトピックなのかな……? と思い運営からのお知らせなども確認したのですが、「大好きな作品をゴリ推ししちゃダメだぞ!」とは書いていなかったので見切り発車しました!! ダメだったらごめんなさい!!
『名前のない怪物』は電子書籍が無いので、ぜひお近くの書店に足を運んで手にとって見てくださいね! あ、Amazonとかにもあります!!
よかったら小説版の内容メインに触れた私のブログの記事も読んで貰えたら嬉しいです!
でも私のブログなんか読まずとも『名前のない怪物』を読んでくれたらそれでいいです!! では!!