撮影場所 夫婦岩@福岡県糸島市
この日はあいにくの曇天でした。夫婦岩って日本中に何箇所あるんだろう。
バオウです。
今回から、4択の仮想通貨クイズを実施します。また、回答に関連した知識を紹介していきますので、奮ってご参加ください。
商品はないですが、腕試しにどうぞ!
難易度は一旦、初級/中級/上級/エキスパートに分類しましょうかね!
さて本日は(意味を履き違えて)仮想通貨の代名詞と捉えられる事も多い
"ビットコイン"に関する出題です。
【問題】ビットコインの総採掘量はどれだけでしょう。
1. 2150万枚 2. 2億5000万枚
3. 2100万枚 4. 1000万枚
【ヒント】現在の総採掘量は約1700万枚です。予測では2140年頃に採掘
完了予定となっています。
回答は以下の通りです。
【回答】3. 2100万枚
今回は初級編なのでかなり簡単でしたでしょうか。間違えた方は基本の"キ"ですのでしっかりと覚えておいてください。総発行枚数を覚えたからなんやってわけではないですが、友人や知人との話の中で、"ビットコインの総発行枚数なんぼやっけ?"って質問に即座に返答できればスマート間違いなしでしょう!
はい。ここからが本題です。
ビットコインの総発行枚数は前述の通り2100万枚となっています。ヒントにも記載しましたが、現在の総発行枚数は約1700万枚となっています。これは総発行枚数に対しての約81%のビットコインが採掘済みとなっている計算です。
ビットコインの歴史を紐解いてみましょう。リンク先からの情報によると、ビットコインの最初のブロックが発見されたのは2009年1月3日となっています。
計算簡略のため、2018年1月3日に81%のビットコインが採掘済みであったと仮定しましょう。その結果、"(81 - 0) / (2018 - 2009) = 9%/年"
の割合で、ビットコインが採掘されており、計算的には残り2年と数ヶ月で採掘は完了すると思われます。しかし、ヒントに記載の通り、採掘完了予定は2140年という途方もない未来の話となっています。この130年近くのギャップはどこにあるのでしょう?
キーワードは"半減期"です。ビットコインの仕様は以下の通りです。
"21万ブロック毎(目安:約4年)に報酬を半分とする"
2009年来からマイナーが報酬として得られているBTCの数量は以下のグラフのように減少し続けているのです。
なぜ4年が目安かはビットコインのブロック生成時間から算出する事が可能です。1ブロックの生成時間を10分と固定した場合、
前回は2016年7月に半減期を迎えていますので、次回の半減期は2020年、報酬は6.25BTCまで減少する事が予想されます。
結構面倒な半減期という仕様を追加したのにも理由があります。
などなど。副作用的な理由は結構考えられますが、主にはこんな点でしょうか。
なお、巷では"仮想通貨の半減期が近くなると価格上昇が生じる"事も多くあります。でも私には理由が未だにわかりません。エロい人いてたら教えてください。
巷のロジックはこんな感じ?
半減期が来る→報酬が半分になる→マイナーが少なくなる→BTCの供給量が少なくなる→希少価値が高くなる→価格が上昇する
間接的にバーンされているのと同義なので、希少価値が上がっている(ように見えている)から、価格が向上しているのでしょうか。ここはちょっと納得いかない気がする。
今回は初級編をお届けしました。明日以降は少し難しくしようかな。
by バオウ\(^o^)/
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