撮影場所 姫路セントラルパーク@兵庫県姫路市
近年稀に見る筋肉痛により、子ワラビーばりに横になっています。バオウはもう少し大きいです。180センチくらい。セントラルパークは車でサファリパークに入る事ができ、動物との距離が近くてハッピーです!家族連れにおすすめ!
バオウです。
初めて仮想通貨技術に触れる方が仕様を読んだ際に?!?!?!となる事は誰もが経験する事だと思います。今回は入門者向けにディジバイトの仕様に登場する用語を例にとって、仮想通貨の用語集を作成したいと思います。
今回は5つのキーワードを例に挙げてみます。
1. マイニングアルゴリズム(Mining Algorithm)
各通貨に搭載されているハッシュ関数の名称を指します。ハッシュ関数に関しては前回の記事をご覧ください。マイニングアルゴリズムの違いは、ハッシュ化方法の違いを指しています。
よくある間違いとして"暗号化"と"ハッシュ化"の混在があります。"暗号化"は可逆なのに対し、"ハッシュ化"は基本的には不可逆な点が大きく異なります。暗号化とハッシュ化の違いを理解しておいてください。良く間違えて認識している方がいらっしゃいます。
ディジバイト(DGB)は5つのマイニングアルゴリズムを搭載しています。複数のアルゴリズムを搭載する事によってセキュリティ面が向上します。仮に悪意のある攻撃を受けたとしても、1つのマイニングアルゴリズムに加えて、他の4つのアルゴリズムにおいて51%の制御権を得る必要がある為、1つのマイニングアルゴリズムを搭載している場合に比べて圧倒的に有利となります。51%攻撃するより黙ってマイニングしている方が有益って事ですね。でも現在より遥かに優れたハードウェア(量子コンピュータ等)が登場した場合は根底は揺らぐ可能性はありますよ。
2. DAPPS(Decentralized Apps)
非中央集権・分散型アプリケーションを指します。ダップスて言うみたいですね。何かださいですね、ゲップみたい笑。要するに今までのアプリケーションみたいに中央管理者(運営)がいないアプリケーションです。
非中央集権なので、
というメリットを持っています。
DAPPSには定義が存在しています。こちらのサイトに詳しくまとめてくださっているので、閲覧してみてください。
DGBではアプリケーションレイヤー(最上層)にてDAPPSを実装予定です。詳細は公開されていませんが、DGBのゲーム業界への進出等、多方面への期待が持てます。イーサリウムブロックチェーン上に実装されたイーサエモンみたいに、DGBを用いたDAPPSでゲーム業界に革命が!?なんて日が来て欲しいですね。
3. スマートコントラクト(Smart Contract)
日本語訳的には"賢い契約"ですね。イーサリアムに実装されている事で有名です。通常のブロックチェーン(bitcoin等)では、そのブロックチェーン上に取引地歴のみが残るような仕様となっています。しかしスマートコントラクトを搭載した場合、まるで契約書を交わしたかのような詳細仕様までを履歴に残す事が可能です。例えば、私がmacbookpro(今欲しいから)を購入する際、以下のような違いが生じます。(もちろんどんな情報を残すかはそれぞれ異なります)
支払い元 : バオウ
支払い先 : ◯マゾン
支払金額 : 200,000円
支払い元 : バオウ
支払い先 : ◯マゾン
支払金額 : 200,000円
支払方法 : クレジットカード
ローン有無: 有。20回支払い
お届け先 : 日本〇〇県〇〇市
発送状況 : お届け中
などなど。スマートコントラクトの機能を実装する事によって、より詳細な情報をブロックチェーン上に残すことが可能となります。契約情報まで残す事が可能ですので、わざわざ契約書を作成する手間が省けます。
DGBはその特性から、他の通貨と比較して、より安全/安心を売りにしています。スマートコントラクト機能を実装する事によって、政府間契約や医療分野、不動産契約などの改竄されては困る契約内容に関してもブロックチェーン上に履歴を残す事が可能となります。悪い事を考える人達からすれば、うざいですよね。笑 なのでスマートコントラクト機能が必ずしも有益に使用されるとは限りません。だって悪い事するのにわざわざ履歴残す必要ないもの。別の手段をきっと使いますよ。
4. ブロック生成時間(Block Timing)
ブロックを生成する時間間隔です。ブロックとは一連の取引履歴や内容(トランザクションといいます)が詰め込まれた箱です。その箱の生成時間間隔を示しています。bitcoinのブロック生成時間は約10分程度です。
DGBはブロック生成時間が他の通貨と比較して非常に短いのが特徴で、その時間が15秒となっています。イーサも15秒程度です。ブロック生成時間が短い→マイニング難易度が低い→承認速度が速い→送金速度が速くなる といったロジックです。
5. UTXO(Unspent Transaction Output)
日本語約的には、"未使用トランザクションアウトプット"と呼ばれています。意味としては取引データのみに基づいて、残高を計算する手法です。何だか意味がわかりませんね。ここでbitcoinの取引例を示してみます。
バオウのアドレス:100BTC
がある場合を考えます。そうなって欲しいですね笑。この場合、ブロックチェーン上には"バオウの残高が100BTCである”という情報は記録されていません。代わりに、”〇〇銀行から50BTC, ☓☓銀行から50BTCの受け取りがあるから、50+50=100BTCがバオウのアドレスには存在しているね!”という面倒な計算を実施する事で私の残高を算出しています。ちなみに直接残高をブロックチェーン上に記載する方法を”アカウントベース"と呼びます。NEMやイーサに実装されています。UTXOを搭載する事によって匿名性が優れています。詳細は割愛しますが、面倒な計算をする事で匿名性が担保されているんかなあって認識を持っていただけたらOKです。
もちろんDGBにもUTXOベースのブロックチェーンを搭載しています。計算をわざわざ面倒にする事でリプレイアタックに対する耐性が向上しています。デメリットとしてはif文による条件分岐が多くなるので、実装が面倒だという点ですが、われわれ一般消費者が意識をする機会は少ないでしょう。
少し詳しめに書いてしまいました。もう少し簡潔にした方が読みやすいかな?疑問解決の糸口となれれば幸いです。
今回は以上です。好評なら次回も検討します。笑
by バオウ\(^o^)/
書いた人 バオウ(@twitter)
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