撮影場所 円月島@和歌山県白浜町
中心にポカーンと穴が空いた島です。夕日がきれいな場所としても有名です。穴空きって事で個人的にはホロウ(ブリーチの)を連想してしまいます。
バオウです。
本日の仮想通貨クイズをお届けします。
【問題】同等な者同士が通信を行うネットワークを何というか。
1. P2Pネットワーク 2. ネットマスク
3. ノード 4. マイニング
【ヒント】英単語"peer"には”仲間, 同僚, 同等の者”等の意味があります。
【回答】1. P2Pネットワーク
今日は基本のキ問題を出してみました。覚えておいて損はないと思います。
答えは1.P2Pネットワークでした。間違えても気にせずこれをきっかけに覚えていってください!以降から解説を実施します。
1.P2Pネットワーク
大体説明しましたが、、ブロックチェーンは参加者全ての取引をお互いが管理できるP2Pネットワーク(peer to peer)により運用されています。peerとは”同僚, 同等の者”などの意味があります。P2Pは仮想通貨よりももっと一般的なインターネット技術の一つです。
youtubeを例にして考えてみましょう。
youtubeが管理・運営するサーバに対して利用者がPCやスマホをクライアントとして動画をサーバにアップロードしたり、再生や閲覧を実施していますね。これが広く用いられている”クライアントサーバモデル”と呼ばれるものです。
一方で、P2Pネットワークはサーバやクライアントといった役割が固定される事がなく、お互いがサーバ・クライアントの双方の役割を担う事で直接やりとりを行います。この為、サーバ・クライアントのような主従関係がない為、"peer"とみなされています。peerな者同士が通信をするのでP2Pネットワークと言われるわけですね。
P2Pネットワークを採用する事で、個人間通信が可能ですので、サーバ/クライアント間の負荷集中がありません。P2Pによって分散する事で安価な通信を確立する事が可能です。この仕組を搭載したものの代表例として”Skype”が挙げられます。
ところで話は脱線しますが、仮想通貨技術というのは現在存在する技術を有効に活用し直したものだと私は捉えています。
例えばビットコインを構成する各技術がいつの年代から存在していたのか?
と気になった私は主要技術についていつ頃から構想が起こっていたのかを調査しました。その結果を以下に示します。
・P2Pネットワーク :2000年代初頭
・ブロックチェーン :1990年代初頭
・ゼロ知識証明 :1985年
・ハッシュ関数(SHA-256) :2001年
以外に古くからある技術ばかりなのですね。巷ではこれらは”枯れた技術”と呼ばれていたそうですが、組み合わせによって世界全体を巻き込んだインターネット革新依頼の技術革新がおこっているのです。温故知新恐るべし。
2. ネットマスク
仮想通貨に関係ないので詳細説明は省きますが、IPアドレスをネットワークアドレスとホストナンバーに分ける為のビット列を指します。こちらもより一般的なネットワーク技術に用いられる用語です。
3.ノード, 4. マイニング
仮想通貨におけるノードとはネットワークに参加している端末の事を指します。
(PC、スマホ、タブレット等)
また、各ノードにおいてトランザクションの検証作業を実施し、最速で解にたどりついたものに報酬を与える事をマイニングといいました。これらに関しては以前の記事にて詳細解説をしていますので、気になる方は参照願います。
さて今回は以上です。
まとめとしては、
”仮想通貨技術は温故知新によって成り立っている。先人侮るべからず”
以上です。
by バオウ\(^o^)/
書いた人 バオウ@twitter
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P.S 仮想通貨と全然関係のないサムネイル画像を使ってみたいと思います笑
私の地元(和歌山県)で撮影した、風景写真がメインです。(最近はそうでもない)