今回は、ALISに今一番必要なマイクロインフルエンサーとは<後編>です。
前回の続きとなっています。
まだ読まれていない方はこちらからお読みください。
ALISに今一番必要なマイクロインフルエンサーとは<前編>
目次
1-6 マイクロインフルエンサーとスイミー理論
1-7 なぜ今のALISにマイクロインフルエンサーが一番必要か?
1-8 発信力より求心力
1-9 仮想通貨界隈からトップインフルエンサーを生むには
1-10 インフルエンサーとDecentralized
「マイクロインフルエンサー」という観点を取り上げたのには訳があります。
それは公式ALISアンバサダー億ラビット氏が記事の中で、
「スイミー理論」という考えを提案している事がその発端でした。
【05】 ALIS全体を一つのブログとしてみてコミュニティがスイミーのように動く
ALISが進むべきはこの逆の方向です。ALISのメンバーひとりひとりが、ALIS内での競争で自分の価値を上げていくと同時に外部に対するALISの価値も上がっていくような記事の書き方をすればよいのです。ALISの価値を上げることに貢献する記事を書けば自ずとその方のALISコミュニティ内での価値も上がって行きます。おそらく現状のALISの仕組み上、コミュニティ内での自分の価値が上がっていくと自ずといいねも増え、報酬も多くなります。ですので、他の人よりいい記事を書いて蹴落とそうとするよりも、いかにコミュニティの発展やALISの価値向上に貢献するような記事を書くかを意識する方が、結果的に報酬の合計値が高くなるような気がします。
ALISの外部に対する価値を上げるためにコミュニティ全体がシェアする必要がある考え方・アイデアがあります。そのアイデアの核となるのは、ひとりひとりのメンバーが同じ方向性を持ってスイミーのように動く、すなわちALIS全体を一つの大きなテーマ(ブロックチェーン・暗号通貨関連)を持ったブログメディアと捉え、各ユーザーがALISブログに対する共同編集者であるという考え方です。
また、これから提案するのは、運営に対するシステム改善要望等ではなく、現状のシステムと提供されている機能ですぐ実践できるコミュニティハックの数々です。
<億ラビット氏 ALISが世界を牽引するためのコミュニティハック ~ トークンエコノミーのアノニマス集団になろう~ より引用>
このスイミー理論ではコミュニティー重視のビジョンが描かれていますが、
この各ユーザー同士の協力や競争などの切磋琢磨の先に
「マイクロインフルエンサー」があると考えました。
一般人からマイクロインフルエンサーに各ユーザーが昇華していくステップに、
「ALIS」というコミュニティーを活用していこうという発想です。
個人の力でマイクロインフルエンサーになることが能力的に不可能でも、
ALISで記事を書くことで、また他のユーザーの力を借りることで
ひとりひとりの力を底上げできると考えています。
Twitterのフォロワー数は「フォロワー数=実力」とは残念ながらなっていません。Twitterのみならず、どこの世界もそうだと思いますが。
ALISでしっかりと力をつけることで、上辺だけの人気ではない本当の実力をつけることができると考えています。継続できる者にはその見返りがしっかりと返ってくる場だと確信してます。
ALISは今のところ、潔白な「実力」評価社会です。
為になる、おもしろいなど
各読み手にとっての「いいね」をつける指標がさまざまではありますが、
よいと思われた記事には
しっかりと「いいね」がされ、ランキング上位に比較的食い込めています。
有名・無名もまだ大して影響がないと考えられます。
有名であろうが、無名であろうが、自分の記事をマーケティングしなければ
評価されないケースがあることも明白です。
埋もれている良記事があれば、
ピックアップしようという風潮も今のALISにはあるので、この潔白なALISで力をつけておくことは悪くはないことと思います。
マイクロインフルエンサーを目指すために「ALIS」を利用するといった逆説的な考えも可能です。
インフルエンサーではなく、
なぜマイクロインフルエンサーをピックアップしたのか?
それにはALISの掲げる「信頼の可視化」が深く関わってきます。
インフルエンサーがドバっとALISに加入してくれれば、「ALIS」自体の知名度は向上し、資本主義的な成功には一歩近づくかもしれません。
ですが強大なインフルエンサーが入るということは、そのファンも引き連れて参加するということ。インフルエンサーはともかく、そのファンまでもがALISの信念をしっかりと理解して、記事を書くとはあまり思えません。
現状今のALISには、その点を理解しているユーザーしか残っていません。
そう思えるのには理由があります。
まず、「ALIS」トークンの価値が下落しているにも関わらず、しっかりと記事を書き続けているという事。
そしてALISを良くするために行動している事が、部活動や企画を通して見えているという事。
ALISトークン下落の中、記事を書き続けるという「変態」とも呼べる高い参入障壁により、一気にユーザーがふるいにかけられました。
そこにめげずに良記事を意識して書き続けたユーザーは内容・文章力とも格段に向上してきており、「実力」は着実についてきています。
このメンバーは皆、マイクロインフルエンサーになる力があると分析しています。
この今の「ALIS」ユーザーの個の力を少しでも大きくし、集結させておかないと
オープン版で流入してくる多数のユーザーの流れに飲み込まれてしまうのではないかと懸念しています。
トップインフルエンサーがALISに参入してくれればくれるほど、その懸念は強まります。
だからこそ、
「マイクロインフルエンサー」が今のALISに一番今必要であるのです。
このフォロワー数の分類わけは諸説ありますが、
さほど重要とは感じていません。
と前編でお話しました。
その理由が求心力にあります。
赤字のbottomの数字は、フォロワー数の約10%の数字を表記したものです。
この数字は、ユーザーが何かをしたいと発信した時に反応してくれる
アクティブなファン層だと思ってください。
そして、この層が何より重要であるのです。
SNSにはエンゲージメント率という指標があります。
これは、発信に応じて「いいね」やコメントなどをしてくれた数をフォロワー数で割った数字であります。
つまり反応の割合を指しています。
このbottomの数字が「ALIS」ユーザーの場合、
高水準で推移していると分析しています。
その根拠として、
フレンドファンディングである「Polca」達成率。
「ALIS」ユーザーが目標金額を達成するケースが多いことがその証明です。
この求心力こそ「ALIS」ユーザーの武器になっていくものであり、
「ALIS」全体にも還元されていく大きな要素だと考えています。
「ALIS」発トップインフルエンサーを実は期待しています。
一人でも誕生することが出来れば、影響力は伝染し、
そのモデルケースから良い循環がうまれると考えているからです。
ただしこうなるには「ALIS」プラットフォーム自体の発展も欠かせません。
仮想通貨界隈のトップインフルエンサーに目を向けてみると、
ごく少数しかその条件を満たすユーザーはいません。
その中でも「ALIS」と縁のある方はこちら
億り人ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書の著者
ポイン氏です。
著書を出版していたり、爆笑問題さんのラジオにゲスト出演を果たしたりと
仮想通貨第一線を走る人物です。
またALISについても非常に関心を持たれており、億り人ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書でも紹介されています。
初心者の方が流れを把握する上で素晴らしい一冊です。
さてトップインフルエンサーを目指すといっても
個人的な戦法は千差万別ですので、ここでその話は置いておきます。
仮想通貨界隈もしくは「ALIS」という軸で
トップインフルエンサーを出す事に焦点を置いてみます。
まず分かりきっていることは仮想通貨業界が盛り上がり、新規参入者がたくさん入ってきてくれることで、全体のフォロワーが増える変化です。
3年の長期的スパンで考えてみれば、どこかでその流れは絶対に来ると思います。要はそこまでにどれだけ実力をつけていられるかの勝負となります。
ただこの要素は受動的であり、時期など誰にも推測できません。
もっと早いかもしれませんし、もっと遅いかもしれません。
「ALIS」のコミュニティーに目を向けてみます。
ひとりひとりの点をどれだけ大きくして、周りにどれだけその個性を表現することが出来るかの1点に戦略をとがらせるべきでしょう。
その先に「ALIS」プラットフォームの認知度向上があります。
そこで考える策が、スキルと仮想通貨の組み合わせです。
仮想通貨×○○(あなたの得意フィールド)の2分野で勝負することが妥当だと考えます。
自分の得意フィールドで勝負しつつ、その戦いの場を仮想通貨界隈で行う。
「ALIS」ユーザーにとって十八番な戦法ではありませんか。
仮想通貨界隈のみで、
仮に今から1万フォロワー以上のトップインフルエンサーを輩出することは
至難の業です。
界隈のアクティブユーザーが1万という人数を体感的にですが、
下回っているからです。
2つのジャンルを掛け合わせることで、コミュニティーに所属している絶対的な母数を増やしていきます。
「ALIS」からマイクロインフルエンサーを輩出、そしてその先へと道筋を考えていると未来と課題が浮かんできました。
現在のインフルエンサーとフォロワーの構造は、完全な中央集権です。
時にその中央集権マーケティングで炎上しているインフルエンサーをたびたび見かけます。
「信頼の可視化」およびDecentralizedを目指している
ALISからインフルエンサーを多く輩出することが出来れば、
その構造も少しずつ変えていくことができると考えます。
その新プラットフォーム構造は、間違いなく「ALIS」から始まるでしょう。
今回の結論として、「信頼の可視化」を本気で目指すならば、
現段階のALISユーザーの力を強くすることが至上命題です。
オープン版開放をきっかけに参加してくれるインフルエンサーユーザーと
拮抗できる影響力がALIS内にいなければ、
Decentralizedの思想はその人の流れに飲み込まれることとなり、
流れによっては
ポイント稼ぎ、内容度外視を主とした記事の乱立合戦になりかねません。
このような流れからALIS発展を考えた結果、「マイクロインフルエンサー」にたどり着きました。そのため2つの記事にわけて、今回取り上げさせていただきました。
「目には目を、歯には歯を」
「インフルエンサーには、ALISインフルエンサーを」